病院のリハビリから就労へ切り替える

こんにちは、阿倍野事業所の村上です。

先日、大阪高次脳機能リハビリテーション研究会に参加したのでご報告します。

 

[今回の演題]

1.    当センターにおけるリモートでの認知リハビリテーションの取組み   
  発表者 奥野 静華 (生活リハビリテーションセンター 作業療法士) 

2.    新規就労をめざしている左片麻痺の症例
  発表者 福尾 ひさみ (生活リハビリテーションセンター 理学療法士) 

 

コロナ禍で集団活動がやりにくい状況が続いています。

そのような状況でも、事前に資料を配布してオンラインで認知リハをされているそうです。


認知リハビリテーションでは、高次脳機能障がいの症状について学ぶ講義があります。

それに伴い、工夫・代償手段も紹介されていました。

 

その中で、印象に残ったものを紹介します。

・イライラしたときの対処法は3つ持っておく。(=3種の神器と呼ばれてるそうです)
・1週間ずつ振り返りして、あなたの3種の神器使いましたか?と尋ねる。
・これを使った、うまくいった、いかなかったと話してもらう。(グループワーク)

 

阿倍野事業所でも、高次脳機能障害のある方のグループワークを実施していますが、

対象をもう少し絞って、特定のテーマで参加者を募り、希望された方でメンバーを組んでグループワークを実施するという機会も良いなと思いました。

いつものグループワークよりも共感できる場として理解が深まりやすいのかなと感じました。

また、オンラインでは、資料をあらかじめ郵送しているため急な変更が出来ないという課題があると聞き、やはり、その場での交流が出来るのがグループワークの利点で、それがオンラインになると難しいなと感じました。

 

2つ目の事例は、左に片麻痺がある方で、リハビリをして、将来就職して1人暮らしをしたいという希望がある方でした。

本人は、上手に歩きたい、もっと手をうまく使えるようになりたいという発信が多いとのことでした。
今後、就労を目指すというときに、身体機能の向上を目指すということからどう切り替えていくのかが重要だなと感じました。

 

また、PCを使用できる方であれば在宅での業務も考えていけるのではないかという案がありました。
その方のやれることをどう拾っていけるのかという視点で見ていきたいなと思いました。

 

今回は、尖足の制限があり補装具を使用している方でした。
そのため、リハビリや身体面についての議論もたくさんお聞きすることが出来、久しぶりに身体面について考える機会となりました。「なるほど」と思いながら勉強させて頂きました。