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参加者:5名
1.何故実習へ行ったか
実習という言葉は聞いた事があり、意味は理解していたが、経験が無いため一般企業の仕事を経験したかった為
2.実習の内容
①企業名:A北一条店
②実習期間:1/10(水)~1/20(金)
③勤務時間:09:30~15:00
3.実習内容
①業務内容:パン製造、使用した道具の洗浄、お客様への声掛け
②実際に行った業務:パン製造(主に塩パン、チョコリング、総菜パン)、使った道具の洗浄、パンを作る部屋の清掃、お客様への声掛け
※パン製造と声かけは同時並列
※バット(取っ手のついた鉄板)は脂やチーズがこびりついていたりもする
4.パン屋で求められる力
①指示された通りに作業を行う正確性→グラム数はしっかり定められている
②業務内容をしっかり覚えるためのメモ取り→一般の方々は一回で覚える(覚えられなくてもメモを見て覚えられるようにする)
③洗い物や声出しの気遣い→職員さん曰く、働く上で本当に大切
④お客様への声掛け
5.実習で学んだ事
①メモを取った後、確認、実行出来て初めてメモが取れたと言えること
②本来は一回で覚えることが求められる
何度も同じことを言わせると、その人にも自分の仕事があり、支障をきたしてしまう
③自分自身はどんなに意欲や責任感があったとしても、「何度も訊く」「突っ立ったまま待つ」「忘れていてできない」という姿を見ると、就労意欲や責任感が低いのかと思われてしまう。
※特性:記憶障害、特に耳から→メモ取り必須だが、そのメモ取りが上手く出来なかった。メモを取りにくい環境でもあった。
6.実習をして分かった自分に合った仕事環境や働き方
①マニュアルがある(写真、イラストがあるとなお分かり易い)
②単純な工程で、かつ1~2個程度のルールで完結する仕事
③メモを取れて、見直せる環境
④場を和ませる、明るくさせる仕事
⑤単純な仕事であれば一度に複数個の仕事を抱えることができる(軽作業、消毒業務)
7.B型と一般就業の違い
・B型→職員さんが近くに居て、常にサポートを頼める環境
※上司に当たる人が支援員さんなのでサポートが手厚い
・一般企業→「~をお願いします」という、出来る前提で作業の指示をする
※サポートすることが職務ではない
(・A型)→雇用契約を結ぶ、B型よりはサポートが少ないが一般企業よりはサポートがある
8.できるように頑張りたい事
指示をメモした付箋の見返し→メモを取れる環境でなら働けるように。
※メモを取るだけとっても見返し忘れたら何の意味もない
9.今後の予定
・食品関係の仕事に対して
→その場でメモが取れない環境は覚えることが苦手なため合っていない、と振り返る事ができた
・今後目指したい事、自分に合っていると思う仕事
→今後はデイサービスのような仕事で人と話したり、直接又はサポートを通じて誰かの役に立てるような仕事をするために気になった所へ見学や実習に行きたい。
・訓練で行っていきたいアピールポイント
→洗濯物を畳む訓練や、他に人がいる空間でもぶつからないことを注意して作業する訓練を行いたい。
10.皆さんへのメッセージ
メモは作業をスムーズに進めるために必要な事です。
作業を行う側も、そして指示を出す側も安心させる為、どちらにも良い大事な事だと改めて思いました。
11.質疑応答
Q.一日の流れを教えてください。また、服装などで気を付けた方が良いことはあるでしょうか?
A.まず準備として着替え、手洗いの後、ネットの上から帽子を被って髪が落ちないように
その後は、午前中塩パンとチョコリング、午前午後にかけて総菜パンの制作を、午後には清掃・洗浄をやっていることが多かった。
服装は着替えやすい物が望ましく、Tシャツは袖が短い物が望ましい。また、上靴も必要。ただ、着替えが必要なので見られても良い物を。
※女性が多め
感想・雑記
議事を担当させていただいているOです。
メモを取る、ということは外部に記録する、と言う事で、無くすことはあっても、曖昧になってしまったり、勘違いしたりするという事が大きく減る事だと考えます。
特性の関係上物忘れや脳内での誤った補完が多い人も決して少なくないと思うので、しっかりと忘れずにメモを取るように意識していきましょう。