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参加者:6名
※「参)」は、参加者の意見です
目的
>「言いにくいことが言えるようになる伝え方」の本から学び、実践してみましょう。
1.職場で気持ちの共有が上手くいかないとどんなことが起こりますか
・「嫌だけど大丈夫」「まだやれる」「上司からの命令だから」と断れずにいると……
参)「この人はやってくれる」と考えてまた頼まれる
参)次々と仕事を受けて抱え込み、パンクしてしまう
→パンクすると会社に行くのが嫌になる
→夜眠れない、朝起きられない
→無気力になる
→心と身体に悪影響が出る
・「得意ではないのでしません」「非効率です」と直球で伝えると……
参)相手が「えっ」と呆気に取られる、相手が傷つき否定されたと考える
2.「アサーション」という考え方
・3つの自己表現
①攻撃的自己表現
→自分の思いや頼みを相手に押し付けて、自分の思い通りに相手を動かそうとする
例)自分の価値観を正しいと考え相手をそれに合わせたい人、クレーマー?
②非主張的自己表現
→自分の考えや気持ちを言わず、聞き入れてしまう
例)周辺の空気感などを優先して自分の考えや気持ちを言う事ができない人
①が上司、②が部下だと押しつけと我慢の関係が出来てしまう
③アサーション
→立場や役割を大切にしながら、互いを一人の人間として大切にする事
例)自分の気持ちを大切にし、表現を行い、相手の思いも大切にする人
→ひとつ!自分の気持ちを理解しよう!
→ふたつ!表現する技法を身につけよう!
→みっつ!相手の思いも理解しよう!
3.アサーションを高める方法(本から抜粋)
①自分に正直になり、気持ちや考えをつかむ
参)高望みをしない(プライドは邪魔になることもある)
参)自分の感情の理由に気付けるかが鍵
②自分の気持ちを大切にする
③自分にはできない、難しい作業を把握する
④社会の常識、自分の常識に疑問を持つ
参)無駄に思えても、それが大切だったり、ゆとりだったりするので疑いすぎもダメ
⑤我慢を日記や手紙に書いて自分の思いに気付く
⑥他の人に思いを語って自分の内面を整理する
4.アサーティブに思いを伝える
・思い通りの反応を返してほしいけど、そうならなかった場合の自分と相手の気持ちを考えすぎて非主張的にならないようにする
→相手に受け入れられることが全てではない
・相手と意見が一致しないことは悪い事では無い
→コミュニケーションは勝ち負けではない
5.今あなたが誰かに伝えたい事、過去に伝えたくて言えなかったことはありますか?
・Aさん:友人で集まった時に「働いてお金貯めてどこに行った」という話に参加できなかった。話に参加できるよう働きたいと思った
スタッフ)どう伝えるか?
A)気心の知れた、話したい友人には直球で伝える。
職場の人なら、必要最低限の情報の伝達ができればいいと思う。
B)プライドが邪魔して直球で言えないことが多かった。
当時は自分の立ち位置を考え、友人と無理して付き合っていた。
AさんとOさんは、どうして直球で言えるのか。
O)自分は成長が遅かった。学生時代は困らなかったけど今困ってる。
スタッフ)学生から社会人になる時に、環境の変化によって人に合わせる成長を求められるから、今壁が見つかって困っているのかもしれない。
直球で言える長所を残して、壁を乗り越えてほしい。
感想・雑記
議事を担当しているOです。
アサーション、アサーティブ、というようにかっこいい横文字を使ってはいますが、要約すると「無理をしない」「押し殺さない」「押し付けない」の三つにまとめられると考えます。
自分は駄目だ、と鬱屈とした感情で否定するよりも、適度に感情を吐き出しつつ気を抜いて生きる方が楽だと思いますので、無理に自分を否定して変えようとせず、今の自分を受け入れてあげてください。
ちゃらんぽらんなダメ人間でも、今の日本なら割とどうにかなるはずなので自分を肯定することから始めてはいかがでしょうか。