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新年度が始まってもうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。 あっという間に過ぎ去っている現状に、利用者の皆さんには「振り返りは大事」とお伝えしながら、自分自身の振り返りが全く出来ていないなと反省しています。   草津事業所では、昨年から高次脳機能障害の方のご利用が増えてきています。 これまで、講演や講義などでは、高次脳機能障害について学ぶ機会はありましたが、実際に当事者の方にお会いして、接する機会はなく、お話を聞くだけでは理解することが中々難しかったです。 現在は、利用して下さっている方々を通じて、高次脳機能障害について日々学ばせていただいています。あたり前ですが、症状や程度はお一人お一人異なり、その方のことを理解し、その方に合った対応を考えていくことは大事だなと感じています。   先月、クロスジョブ8か所目となる福岡事業所がオープンし、オープニングセレモニーに参加しました。 基調講演では、医療法人社団圭人会はしもとクリニック経堂 理事長の橋本圭司先生のお話を聞かせていただきました。先生のお話がとてもわかりやすく、また草津事業所を利用して下さっている利用者の皆さんのことを思い浮かべながらお話をお聞きしたので、障害の特徴や症状、対応方法など、よりイメージしてお話を聞くことができました。 一番印象に残ったこととしては、「リハビリには順番がある」「いきなり高度なリハビリを始めても長続きせず効果も上がらない」「まずはもっとも基本的な身体機能障を整える必要がある」「深呼吸して、体全体に酸素を送り込むことで、話が聞けてやる気もでる」ということです。 脳に酸素がいきにくくなると調子が悪くなるということで、土台をきちんと整える大事さをあらためて感じました。訓練の中でも意識していきたいと思いました。   オープニングセレモニーでは、「音楽を仕事にする障害福祉サービス事業所」JOY倶楽部様の演奏も聞かせていただきました。演奏されている皆さんが本当に楽しそうに活き活きと演奏されていて、「お客様を楽しませるためにはまずは自分達が楽しむこと」が大事だなと思いました。 これは普段の仕事のなかでも通じるものがあり、利用者の皆さんに「◯◯が大事です」「◯◯してみましょう」などお伝えすることがありますが、自分自身で出来ていない、その大切さを実感していないと、相手には伝わっていきづらいなと思いました。   今年度は、自分自身の振り返り大切にし、振り返ったことを次につなげていくことを心がけていきたいと思っています。