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こんにちは!鳳事業所の角家です。
ゴールデンウィークも終わり、今日からまたいつもの日常が始まりますね。
ゴールデンウィーク中のニュースでは「3年振りに〇〇~!」というニュースをよく見ました。新型コロナウィルスも、今日から5類に変わり、インフルエンザと同様の扱いになってきたこともあり、世間では色々なことが解禁されてきており、久しぶりの賑わいになったことも多くあったかと思います。
私は人が多いと、しんどいな~と思ってしまうので遠くへは行かず、近くのカフェでのんびりしたり、家でゴロゴロしたりと、いつもの休日を過ごしておりました(笑)
さて、4月26日(水)に認定NPO法人大阪障害者雇用支援にネットワーク主催の【これからの障がい者就労の現場について】という研修に参加させていただきました。
障害者雇用促進法の改正により、障害者の雇用環境には大きな変化が訪れます。
今回の研修で学んだこと、感じたことを報告したいと思います。
障害者雇用率は現時点で2.3%、2024年4月から2.5%、2026年4月には2.7%と大きく上がっていくことが示されています。
雇用率が上がる中で雇用率だけを求めて、様々なビジネスが出てきています。
今回の研修でも「雇用ビジネスと言われる企業が出てきているが、そこで働けている障害者の方も1万人に届くようで、一概に悪いとは言えない」というお話がありました。
しかし、そもそもの原点に立ち返ると障害者雇用は、「障害者雇用促進法」に基づき、
【第五条 すべて事業主は、障害者の雇用に関し、社会連帯の理念に基づき、障害者である労働者が有為な職業人として自立しようとする努力に対して協力する責務を有するものであつて、その有する能力を正当に評価し、適当な雇用の場を与えるとともに適正な雇用管理を行うことによりその雇用の安定を図るように努めなければならない】
となっています。
お話の中にもありましたが、「社会貢献」だけではなく、「会社の中で戦力になるように、努力に対する協力や、能力を評価して雇用管理を行う」ことです。
雇用ビジネスと言われる企業では、本来の業務とは関係ないことや、農業を行った成果物の使い道が決まっていないような会社もあり、ここでどのようにステップアップをしていくのか?所属している会社にどう貢献していけるのか?ということに疑問が残り、「会社の中で戦力になる」こととは程遠いように感じました。
障害者雇用に限らず、多様性のある社会で、誰もが安心して生きていく・働いていくためには、「本人を主体」として、どのような働き方をしたいのか、働くことを通してどんなことを目指していきたいのか、企業の方との対話を通して考えていくことが大切です。
そのためには、私たち支援者も更に社会の動向に敏感になり、働く障害者の方の気持ちを丁寧に聞き取り、企業の方と一緒に作り上げていきたいと思いました。