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先日、NPO法人大阪障害者雇用支援ネットワーク主催のイベントに参加しましたので ご報告させて頂きます。   雇用支援ネットワークの事務局、関係者の皆様、法人の認定の取得おめでとうございます。 またこのような貴重な機会を設けてくださり感謝いたします。   今回のテーマは 『障害者雇用の現状と今後の方向性』ということで 厚生労働省の小野寺様より障害者雇用の現状や施策の見直しについてお聞きしました。 現状の課題や今後の方向性に向けて3つの視点で話を進めておられたのがわかりやすく、 障害福祉の制度について大変勉強になりました。   今回の内容は”福祉””企業” それぞれの視点で考えることの大切さと 障害者雇用という制度のもともとの目的や基本理念について改めることの重要性を感じました。   障害をもちながらも「働きたい」という気持ちにどう応えていけるのか という社会としての受け皿を作っていくという根本的なところを今回学んだような気がします。   障害者雇用ビジネスといわれるものの説明も受け、そういう仕組みになっているのかと驚きました。 「誰のための制度なのか」「なぜ人は働くのか」こんな根本的なところを思い返すきっかけになりました。 私は就労支援をしたいと思ったきっかけは自分自身が「働く」ということが生きているうえで大事な時間だからです。 その気持ちを原点を忘れないようにしないといけないと思いました。   講演後のシンポジウムの中で「加齢に伴う職業能力の低下」ということが課題になっているとうかがいました。 阿倍野事業所でも高次脳機能障がいのある方の年齢による就職の困難さが課題だなと感じています。 身体障害に加えて、加齢に伴う身体的な痛みがあり、通勤範囲や手段、仕事内容に大きく影響しています。 その部分を踏まえて就活期までの期間をいかに短くしていくかが重要だなと感じています。   中小企業でも雇用を開始して頂ければ、いろんな職種が増え、 障害者雇用を目指す方にとっても選択肢の広がる社会になるといいなと希望を持って聞いておりました。 まずは今つながりのある支援ネットワークの輪を大切にし、より広げていけるように尽力していきたいと思います。   読んでいただきありがとうございました。