パートナー企業のご訪問

西日本日立物流サービス株式会社 泉大津出張所2014年10月28日

西日本日立物流サービス株式会社は、株式会社日立物流のグループ会社で、関西に50か所の営業所や出張所を持つ企業様です。数多くあるセンターの中でも、特にお世話になっているのは、泉大津出張所です。

泉大津出張所は、雑貨品を取り扱っており、業務内容はピッキング、仕分け、梱包などです。

現在、クロスジョブ堺から2名の方を雇用していただき、継続的に見学や企業実習の受け入れをしていただいております。

 

出会いは昨年の9月。Nさんの就職活動でした。

軽作業での仕事を希望されていたNさんは、作業スキルや理解力、応用力はあるものの、会話で自己アピールをすることが苦手でした。障害者就業・生活支援センターのご担当者様と連携して、「企業実習で彼の力を見てもらえる場所」を探しているときに、泉大津出張所を紹介していただきました。

企業見学と2週間の実習を経て、見事就職を決めたNさん。実習から就職に進んだことで、本人にとっては「できるかも」という手応えに、企業様にとっては「大丈夫かな」という期待につながったことと思います。

そんなNさんも、平成26年10月で就職1年を迎えます。最初は、なかなか質問に行けなかったり、コミュニケーションが控えめなことで心配をかけることもありました。しかし、現在は担当している部署のリーダー的役割を担っており、一緒に働くパートさんの質問に答えたり、全体の流れを見越した段取りや準備をしています。

彼が持っている力をここまで発揮できたのは、所長のI様、ご担当のM様をはじめ、企業の皆様のお力添えがあってのことと思います。

 

所長のI様に、障害者雇用やこれまでの取り組みについてお伺いしました。2西日本日立物流

 

荒木(以下A):障害者雇用について、どのようにお考えですか?

 

I様(以下I):働きたいという意欲のある人から、そのチャンスを取り上げるような人にはなりたくなかったんです。本人のやる気があるのなら、まずやってみて、やってから決めたらいい。会社と本人が合うか合わないかは障害の有無に関わらず誰にでもあることですからね。

 

A:実際に、雇用や実習の受け入れをしていただく中で、考え方に変化はありましたか?

 

I:障害者の方の雇用に関して、精神障害という名前のイメージからパニックになるのではないかと当初不安を抱え、周囲のパートとのコミュニケーションも心配していました。入社頂いた時から作業方法を逐一メモにとりミスを排除する姿勢を強く受けました。そういった取り組みを事前に行い又、トレーニングした内容が実際の作業で生かす事が出来ていることに驚きました。

 

A:今後、本人さんたちや弊社に期待することはどのような点でしょうか?

 

I:今後の導入に際して期待することとして、事前トレーニングを積み、本人特性を導入時に細かく伝達して頂ければ、実習等もスムーズに入っていけると考えます。まずは、真面目に作業に取組む集中力と、就労意欲を培って頂ければ大丈夫です。実習等に来て頂く頃には、不明点や疑問点を伝えて頂けるようになる、若しくは表情から読取れるようにアピールして頂くとありがたいです。

 

企業の皆様のご理解とNさんの頑張りのもと、その後も継続的に企業見学や実習の機会をいただき、平成26年10月現在、11名の見学と4名の実習を受け入れていただいております。その中から、平成26年5月にKさんが就職をされ、現在も活躍されています。

クロスジョブ堺には、軽作業やピッキングの仕事を希望される方が多くいらっしゃいます。実際に見て、感じて、経験することが何よりも勉強になります。見学や実習に参加された方からは、「思っていたより大きい」「気温の変化についていけるか不安」「事務職を希望していたけれど、こういう仕事もあると知れてよかった」「実習でできたので、自信になりました」など、様々な声が寄せられます。勉強させていただくのは利用者さんだけではなく、スタッフも同様です。伺う度にたくさんの気付きがあり、心構えや関わり方を学ばせて頂く大切な場となっております。

今後も、よりよいお付き合いをさせていただけたらと思います。西日本日立物流1