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■インタビュー内容 株式会社日立物流西日本 北大阪営業所様で、今回クロスジョブ梅田からお一人雇用をいただくこととなりました。今回の雇用促進フォーラムに当たり、ご担当の中西係長より障害者雇用についてお話をうかがいました。   ▽今回、障害者雇用をご検討くださった経緯を教えてください。 【中西様】 2月1日より所長が現在の石丸所長に代わり以前、泉大津でクロスジョブにお世話なっていた話を聞き、当時自家人員が不足していたので検討しました。   ▽なぜクロスジョブからの雇用をご検討いただけたのでしょうか? 【中西様】 泉大津でクロスジョブから雇用した方が戦力として頑張っていたと聞いたので。   ▽障害者雇用を行うことでどのようなメリットがあるとお考えでしょうか。 【中西様】 労働力の確保、ワークシェアリングが進む、人事管理能力が高まる、社会貢献できるといったCSRの部分。 特に人事管理能力の部分ではダイバーシティの必要性を感じる中、多種多様な方と働いていくうえでの接し方を学べるというメリットも。   ▽また、障害者雇用を行う上で危惧される点を教えてください。 【中西様】 管理者の対応が過敏になりすぎると不満が出ないか?といった点。丁寧な対応を行うことで、「あの方だけ」といった「嫉妬」的な感情が他の労働者に起きる。それは障害者に限らず健常者でも起きうることなので。 あと、障害者ということで健常者の方から不満があっても言いにくい状況が起きるのではないという点。   ▽そういう状況が起きた時のために何か対策などは検討されていらっしゃいますか? 【中西様】 障害についてわかっていただける取組を検討している。 また、ご本人の頑張りをまわりが見て理解していっていただけたら。   ▽障害者雇用をされる際に「これはできるようになっていてもらいたい」といった職業準備性はどういった点かを教えてください。 【中西様】 基本的な社会人としてのマナー以外に、パソコン操作など。弊社の従業員の50代以上はPC操作に疎く、在庫管理などPCで行う作業を担っていただけると助かるため。   ▽支援機関に期待することを教えてください。 【中西様】 こういう点を頑張っている方がいる、といった情報をいただければ、今後の採用を検討していきたい。   ▽「働き続ける」ために必要なことを教えてください。 【中西様】 1.言われたことを言われた通りにできる力を持っていること。   ・・・指示されたことを理解して取り組めることは重要。 2.毎日決められた時間通りに来れること。   ・・・突発的に休まれるのが現場は一番困ります。 3.誰からの指示も受け入れられること。   ・・・パートからの指示は聞けない方や年下からの指示には従わない方なども実際に見られます。 4.報連相が決められた相手にできる   ・・・不平不満を直接相手に伝えてしまう方がいた。報連相を決まった相手に行える力は必要。 5.「わからない」ことを「わからない」と言えること。   ・・・中途半端に経験がある人ほど自己判断をされてしまう。そうなると逆にリカバリーが大変です。 障害、健常に限定せず上記は必要なことだと思います。   【今回の取材を通して感じたこと】  今回お話をうかがう中で感じられたことは、障害者雇用の該当者の方に対しても「一緒に働く一人の人」として見てくださっているということです。働き続けるために必要なことについても、誰に対しても必要だとおっしゃっていただきました。そのうえで、障害者雇用をする中で「色々な方と働く働き方を学ぶ」という表現をなさっています。同社が障害者雇用にしっかりと向き合って下さっていることも感じました。  繁忙時期にも関わらずインタビューに応じて下さった中西係長様、本当ありがとうございました。