スタッフの一日

第2回 高次脳機能障害支援研修会に参加して2017年11月06日

  

10月28日(土)に米子商工会議所にて研修会に参加いたしました。

テーマは、「高次脳機能障害者の就労支援」について、広島県立リハビリテーションセンター高次脳機能センターのセンター長の近藤先生からお話を聞いてきました。

 

 

  就労支援について、4大症状に対する具体的な事例と対応策についてお話があり、環境調整や、具体的に論理的にフィードバックすることなど、実践でわかりやすいお話が多くありました。また、就労支援よりも定着支援のほうが難しいところがあり、本人や会社などからの聞き取りから、修正をしていくことが重要であることも知りました。

 

   特に心に残った話は、病院のいう「就労」と企業の求める「就労」の能力のギャップがあるということ、リハビリで身についた代償手段をそのまま企業に持ち込めないこと、実習を通して確かめる必要性があること、

また印象に残った言葉は、月に一度の給料より「今日」ほめられたことがモチベーションを保つことであること、その時々の「本人の考え」「思い」「事実関係」を確かめることが大切であるという言葉でした。

 

 誰でも褒められたい、認めてもらいたいという気持ちがあり、自分のことをしっかりと理解している支援者がいたら、仕事で慣れない場面や、つらいときに大きな力になります。それは、私たちも同じです。支援としては当たり前かもしれませんが、つまずく場面をどうサポートできるかということは、その人の就労に大きく関わってくるので定着時だけでなく、日々の訓練からのアセスメント力と支援が求められてくるのだと思いました。

 

  高次脳機能障害の方は、障害を正しく認識することが難しいため、適切な行動ができたら合格であること、また自己認知が難しく、それは具体的なフィードバックがないとうまくできていると思ってしまうことがあるため、自己認知の部分をどのように本人に促していくことがいいのか、その人に合った支援が難しいなと感じました。

 

 日々の訓練を通して、利用者様にかかわりながら、どのようにしたら本人の気持ちや気づきが引き出せるのか模索中です。

 できたことを一緒に喜びながら、たくさん引き出しを開けれるよう日々心掛けて支援していきたいと思います。

 


スタッフ

アーカイブ