スタッフの一日

読書感想2018年06月12日

こんにちは。岡田です。

最近の阿倍野は、新規利用者の方や体験の方が毎日来られ、訓練室がとてもにぎやかになっています★★

 

 

さて、前回に続き読書感想を2冊分あげていきます!

 

①『自閉症の人の人間力を育てる』篁一誠著

 私は、この本を読んで「なるほど!」と学ばせていただいたことがあったのでそこについて書きたいと思います。

 一つ目は、意欲の問題です。自閉症の方に我慢を教える時、夕食のメニューを使うという方法です。本人の好きなメニューを2つ提示し、選んでもらうのです。1つ選ぶことで1つは我慢した、ということになります。私も外食をする時はメニューで悩むことが多々あります。その状況が我慢を覚えるという事に繋がっているとは思いつかなくて、日常生活の中で自閉症の方への関わりに役立つ事はたくさんあるのだと思いました。その事をふまえ、生活するうえで常にアンテナをはって支援に繋げていこうと思いました。

 

 二つ目は、話し方の問題です。「そこに置いて」や「手を貸して」など、曖昧な言葉では通じません。具体的に、わかる言葉で伝えればふさわしい行動がとれます。訓練の事を思い返すと、本当に私は具体的な言葉で伝えられているのかと疑問に思いました。話し方、指示の仕方1つでご本人の能力を引き出せる。100%の能力を引き出せるような関わり方が必要だと感じました。

 

 この二つを仕事に置き換えると、職場で具体的な指示を出され、その通りに動くことが出来、評価されることで意欲が高まる。そういった環境づくりをすることでその人らしく働くことが出来るのだと思います。色んな働き方があります。ご本人が無理をせず、持っている能力を出せる就職へのお手伝いが出来れば良いなと感じられる本でした。

 

 

 

②『大人の自閉スペクトラム症』備瀬哲弘著

 大人のASDについて、どう向き合っていくのか、またどう関わっていけば生きづらさを軽減できるのかということが書かれていました。私は、「自助」と「共助」が大切であると注目しました。

 「自助」に取り組む事は困難です。何に困っているのか、何がストレスになっているのか考えて、解決に結び付けなければいけません。自分の事を客観視する事はとても難しいです。それに加え「共助」が必要になります。第一歩として、誰かに相談をすること。相談は簡単にできるものではないと思います。実際、私自身も相談をして良いのか、いつすれば良いのかがわからない時が多々あります。利用者さんにもそういった時があると思います。その為にクロスジョブでは定期的な面談があるのだと気づきました。一週間に1回、一緒に振り返る事で「感情面でのサポート」と「実務的なサポート(現実的な問題解決)」が得られる期待があると再確認しました。利用者さんが相談しやすいような環境を作っていけるよう、自分自身環境作りに努めていこうと思います。そして、職場で誰もが実施可能で持続可能なサポートを一緒に見つけていきたいです。

 


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