スタッフの一日

読書報告です。2018年06月13日

クロスジョブ草津の三善です。

読書報告をいたします。

●自閉症の人の人間力を育てる。 

篁一誠 著

 この本を読ませていただきまして、私が今までわかってようでわかっていなかった部分がたくさんあることに気が付きました。その部分を特に感じたのが、自閉症の人にわかる言葉と分からない言葉があるというところでした。 「そこに置いておいて」、「ちょっと待って」などは非常に私自身よく使っている言葉だと感じます。言葉をかみ砕いてイメージの湧く言葉で伝えられるように、日々丁寧にわかりやすく伝えることを意識していきたいと思います。

 また働く力を育てるのに、家事から入っていくという例については、自律という言葉の意味を知り、納得しました。自分の行動をコントロールすること、制御していくことという意味ですが、自立=独立よりも必要なことだと感じました。もともと全員一律で賃金を支払う作業所で働いていた私としては、給料に働きを反映させるやり方が働く意味や頑張ったにつながるということは一見当たり前のことのようですが、目に鱗でした。毎日のふりかえりの中でもたくさんできたことを評価していくことは自信をつけ、意欲を高める意味でも重要だと思って日々の支援を頑張りたいです。

●大人の自閉スペクトラム障害

備瀬哲弘 著

 ASD自体は障害ではなく、特性であり、またASDの特性を有する人=生きづらさを抱える人ではないということを知り、私自身が自閉スペクトラム症に対して、少し間違った偏見を持っていたと感じました。周囲との人間関係の中で生きづらさという状況が起こるということを踏まえて、決めつけや理解のズレといったことをコミュニケーションで解決していく、まさに取り組んでいくのがクロスジョブの仕事の一つだと強く思います。

 特性のため、ASDの人は相談することが苦手ですが、相談することによって共助を引き出せる、感情面のサポートを得られることがあるなど支援者が知っておかなければいけないことがたくさんあり、よりASDについては理解を深めていきたいと読んでみて感じた書でした。


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