スタッフの一日

【TTAP研修1】概要と三尺度2018年09月03日

こんにちは、砂川です。
国治研セミナーの【就労支援セミナー〜TTAPの活用を学ぶ〜】に参加しました。
全4回の研修で今回が第1回目です。

1回目の研修は、TTAPの概要と3尺度の解説をそれぞれ行って頂きました。
3尺度とは、(1)直接観察尺度、(2)家庭尺度、(3)学校/事業所尺度です。これらはTTAPの中でもフォーマルアセスメントとして位置付けられています。

梅永先生の概要説明では、
⑴支援の中でまず行わないといけないことは、本人を知ること(アセスメント)
⑵アセスメントとはこれから支援を行うための事前評価であること
⑶TTAPは弱みではなく、強みを探すこと
⑷TTAPは検査が目的ではなく、本人の自立を見つけていくこと
⇨特定の支援者がいないと成立しない支援は適切ではない。
⇨支援の目的は、本人が一人で出来るようになることを目指すこと。

であるとの解説を頂きました。
(「私がいればOK、の支援は支援ではない」とのお話には全面的に同感で、事業所全体、スタッフ全員で支援を行なっているとの認識を高めたいと感じました)。

それぞれの尺度については、⑴直接観察尺度が検査キットを用いたアセスメント、⑵家庭尺度、⑶学校/事業所尺度は半構造化面接で行動チェックリストを活用して実施されます。

全ての尺度にはアセスメントする項目がマニュアルとして準備されているのですが、ただ単に項目を消化するだけでは不十分で、支援者が質問の意味を読み解くことや、その項目で確認したいこと、どんな聞き方をするかを事前整理することが求められると学びました。

マニュアルの質問の言い回しは専門的であったり、難しい表現のため、容易な言葉に言い換える必要があります。=ワーリング
例≫#148
・マニュアルの文言:単純な機械や道具を使う
・容易な言葉への言い換え:身近な道具を使うことはどうですか?

⇒ワーディングにはマニュアルがないため、それぞれの支援者のオリジナルになる。
⇒講師の方のマニュアルにはワーリングや質問の意図を解釈したメモがびっしり書き込まれていました。

また、質問の意味を読み解くという意味は、以下の例が挙げられます。

例≫#118 (余暇スキル) ペットの世話をする
⇒ペットを飼ったことがない場合、評価なし/パスした項目とするのではなく、動物園に行った時の興味関心なども聞き取りを行う。
⇒動物に関した仕事に携わること、動物セラピーの実施効果を検討出来るポイントになる。

半構造化面接である⑵、⑶の尺度は支援者の引き出し力、想像力が相当求められます。TTAPで本当に重要なのはこの部分なのかなとも感じましたし、各項目に対する意味を話し合ったり、何をアセスメントしたいのか考える過程は支援力を高めるためにとても有効であると思います。
(考えるための筋トレ、的なイメージを持ちました)。

次回の研修は11月中旬です。
2回目は実践練習が入ってくるとのことですので、それまでにマニュアルも勉強して研修に臨みたいです。


(一緒にノースカロライナに行ったメンバーも何名か研修に参加されていました。

みんなモチベーションが高くて凄い!!m(._.)m)


砂川

【TTAP研修1】概要と三尺度

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