スタッフの一日

読書報告2018年09月28日

こんにちは、堺の立石です。

もうすぐ10月、涼しくなってきましたね。紅葉の季節です!

大阪は紅葉が綺麗なスポットはあるんでしょうか?今年は調べて行ってみたいと思います!

今回は3冊の読書報告をさせて頂きます。(拙い文章で申し訳ないですが)

 

①篁一誠 著『自閉症の人の人間力を育てる』

 自閉症について具体的にどう対応したらよいか細かく書かれていて、勉強になりました。実際に自閉症の方と関わった時に、知識があるのとないのでは全然違うと思います。前職で、自閉症の方に知能検査をした時に、伝えていた終了時間に終わらなかったことでパニックにさせてしまったことがありました。とっさに時計を見せて「終了時間を変更します。○時○分に終わります」と伝えると、何事もなかったかのように検査に応じてくれた事がありました。お互いが不安なく過ごせるような、社会参加を実現させるためには、まず支援者が広い知識を持ったうえで、よく観察しながら関わることで、彼らの“自律”を支援することが大切だと思いました。

 

②品川裕香 著『「働く」ために必要なこと』

 自立のポイントとして「他者とともに生きる」ことにある、と書かれています。これは忘れがちな大切なことだと思いました。これまでの支援の中で、ある障害をお持ちの方とお会いしました。それは、一生懸命になるがあまり、企業の一員として働くという意識が薄れて、自分の思いを優先したことで人間関係に困り感が生じて退職してしまったという方でした。社会の中で働くということは、他者の中で働いていくということ、そこで自身がイキイキと働くために、どうコミュニケーションをとって、どんな意識を持って働けばいいのかを、利用者の方との関わりの中で一緒に考えて整理して、就職先につながるような支援をしていければと改めて感じました。また、自身の苦手なところを整理するなかで、能力としての難しさがあるのか、対処方法を考え練習する事で対応できるのかをしっかりアセスメントする必要があると思いました。

 

③備瀬哲弘 著『大人の自閉スペクトラム症』

 ASDの方もその周囲にいる方も、お互いの“生きづらさ”の軽減を図る、という視点はとても大事だと思いました。利用者の皆さまは企業で働くことがゴールではなく、働き続けることが大事だと思います。ですので、就職した時に障害特性が正しく伝わっていないことでの働きにくさや、逆に会社に配慮を多く求めて企業に大きな負担をかけてしまうことがあると、お互いが生きづらい状況になるのではないかと思います。その人が自身の困っている特性を持ちながらも“社会で働く”うえで、自分でどう特性をカバーできるか、周りからどんなサポートが必要になるか、しっかり分析する必要があると思いました。

 

 最後に、私はこれらの本を読んで、書かれている内容が自分に当てはまるなと思う箇所がいくつかあり、自分を振り返る機会にもなりました。今までの困った経験を思い返すことで自分の苦手な能力が分かり、かなりしんどい期間でした。ですが、利用者の皆さんも、そういう意味ではこのような苦しくもある期間をクロスジョブで過ごしながら頑張っているんだ、と思うと、気を引き締めて支援をしなければと思いました。また支援者として、寄り添った支援ができるようにこれまで以上に気をつけたいとも思います。


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