第26回職業リハビリテーション研究・実践発表開始 参加報告

阿倍野事業所の萩原です。

 

表題の学会に参加させて頂きました。

今回、「就労移行支援事業所において、高次脳グループワークがもたらすもの」というテーマでポスター発表をさせていただきました。

いくつか質問をいただきましたので、報告させていただきます。

 

Q.グループワークのテーマで、支援者から高次脳について講義はないのか?

→していません。

以前はしていたようです。しかし、自分に該当するもの以外の症状はあまり必要ではなく、また、当事者の方が噛み砕いて自分の言葉にすることが難しい、という理由からやめました。

当事者の方同士の話の方が理解しやすく、頭に入りやすいようですので、この方針を取っています。

 

Q.どのようなところに就職される方が多いのか?

→体を動かす仕事の方が多いです。

大まかに事務系2割、作業系8割、といった程度です。

PCだと脳疲労はしやすいけれど、体を動かす軽作業であれば疲れにくい方も多いです。

 

Q.期間を決めて行なっていますか?

(他のところは、1クール12回、などと決めていることが多いようです)

→期間は決まっていません。利用開始から、利用終了時まで継続して参加いただいています。

 

Q.参加者のメンバー構成は調整していますか?

→していません。

利用開始間もない方も、利用開始後1年が経った方も同じグループに入っていただいています。いろんな役割をしていただき、効果があると思っています。

入りたての方は、先輩利用者を見て「こんな風に自分もなれるかな」と憧れの目で見たり、

先輩の方は、「自分もこういう時期があったな」という振り返りになったりしていて、お互いに良い刺激になっていると思います。

 

Q.一つの事業所にどうしてこんなに多くの高次脳の方が集まるんですか?

→大阪の4事業所へ見学に来た方は、阿倍野事業所への通勤を提案しています。

 通勤が可能な方は阿倍野事業所に来ていただいています。

 

病院にお勤めの方から、医療機関からどのように就労サービスにつないだら良いのかわからない、という意見が多く聞かれました。

もっともっと医療機関への発信をしていく必要があるな、と思いました。

 

また、元支援学校の教員で、視覚障害当事者の方にもお越しいただきました。

高次脳機能の方だけでなく、他の障害においても、同じ障害を持つもの同士の結びつきはとても大事だと思う、とご意見いただきました。もっともっと他の方々にもわかっていただきたいです、と当事者目線でのお言葉をいただきました。

参考にして、支援にも取り入れていきたいと思っています。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

実際にGWを見学したい、という方は阿倍野事業所へ、是非お問い合わせください。

お待ちしております。