高次脳グループワーク『記憶障害』(阿倍野)

こんにちは、阿倍野事業所の村上です。

今週の高次脳のグループワークでは、「記憶障害について」話し合いました。
『記憶とは』情報を蓄え、目的にかなうようにそれを利用する能力のこと。と説明をしてから記憶の種類を少し紹介しました。
それを受けて、利用者の方から


「近時記憶というのは、机に物を置いとくねん。
 それを倉庫にしまっておいて、また取り出して使うということ。」

 

とても分かりやすい例えをしてくださいました。

板書が汚いので見にくいですがご了承ください。。

単に記憶として残しておくだけではなく、しまった場所から必要なときに取り出すことが出来るということが「記憶する」の中に含まれます。
高次脳機能障害の症状として記憶の障害があると、この取り出す作業がうまく出来ない人が多いのではないでしょうか。
または、物事を机に置いたことすらも記憶にないという方もいるかと思います。

では、この机(即時・近時記憶)のスペースは広げられない、または他の人より机が小さくなっている場合はどのようにして代償していけばよいのかを話し合いました。

 

【記憶の代償手段について】
・机をもう一つ持ってくる=道具を増やす
→メモを使って記憶に使う道具を増やす

・記憶に残りやすいようにエピソードをつなげて覚える

・まず覚えるものを認識できていないと記憶に残りにくい
※神経心理ピラミッドからも認知機能の働き方には順番があると唱えられています。“神経心理ピラミッド 高次脳”と検索すると出てきます!

・机に見合った量におさめる!机から溢れるから焦る!
そのためには、机の大きさを知る必要があります。これは自己理解を深める事ともつながってきます。

→受傷後、自分がどれくらい記憶が可能なのか知ることで無理なく作業が出来る、他の人にもわかってもらえる(他者理解)
ココがとても大事なところですね!と素敵なまとめになりました。

皆さんからの意見で理解が深まっていくことを改めて実感したグループワークでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
 

高次脳グループワーク『記憶障害』(阿倍野)