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企業の思いや考え方を知ることの大切さ。第6回、7回企業連携強化会議2021年05月31日

こんにちは、クロスジョブ梅田です。

 

大変遅くなりましたが、4月14日と5月12日と梅田事業所では、シャープ特選工業株式会社より、持永様にお越しいただき、第6回、第7回と企業連携会議を開催いたしましたのでその報告をさせていただきます。

 

第6回の会議では、①見学や実習、面接、フォローアップで会社に訪問した際に企業に対して、どういう情報を収集すべきなのかという、企業のアセスメントについて、②SPIS(精神障害などでメンタルケアが必要な方向けの就労定着システム)について質問させていただきました。

 

①企業アセスメントについて

当事業所では、企業へとアプローチする際に共通して確認するポイントをまとめたアセスメントシートを作成しています。

企業側からの意見として、アセスメントシートを確認してもらいながら、気を付けるポイントや見ておくべきポイントなどの意見をいただきました。

 

【いただいた意見】

・特性に合わせた配慮ポイントを確認しておく必要がある。

・就職後は、仕事内容は変わることが多いため、詳細な仕事内容の把握が必要。

・職場の障害理解や面談頻度などコミュニケーション面の把握は必要なポイント。

これらのポイントを意識しながら企業から情報を収集していく必要性を教えていただきました。

 

会社によって雇用の体制が違うこと、そもそもの利用者さんの特性によって見なければいけないポイントが違うなどケースバイケースとなるところはありますが、企業側が障害者雇用に対して、どう考えて取り組まれているのか把握していくことや、今の仕事だけではない今後を見据えた情報収集の必要性を教えていただきました。

 

②SPISについて

*SPISは、精神障害などでメンタルケアが必要な方向けの就労定着支援システムで、個人の特性に合わせて評価項目を設定できる日報システムとなります。

 

現在、クロスジョブ梅田では、SPISを利用して、精神的な負担を自覚しにくい利用者さんに使用していただき、面談で振り返りを行っています。

精神的な不調につながるストレスサインや、体調の変化の関係性を日報に記入した項目や内容を本人と一緒に確認しています。

シャープ特選工業では5年前から活用しておられるため、その活用方法と実践した結果を教えていただきました。

 

【いただいた意見】

・SPISの効果は、使用している人が見守ってもらえているという感覚が持てるということ。

・記載内容は、本人と相談してながら作成していくため、抵抗感も少なく実施できる。

・閲覧は、上司や支援者も可能なため、情報共有の場として利用しやすい。

・コメントがなくても、今は体調が不安定な時期なのかもという判断もできる。

・システムをどう活用していくのかは、事業所で検討をしていく必要がある。

 

使用している方の実際の意見や使用することでのメリットや活用方法を詳しく教えていただきました。当事業所としては、まだまだ導入段階ではありますが、使用されている利用者さんからは、自分自身の状況がデータで残っているのでわかりやすくなったとの意見も頂けていますので、今後はどういう風に活用していくのか議論の必要性を感じました

 

 

第7回の会議では、シャープ特選工業株式会社の持永様の他にも、日米クック株式会社大矢様、ハミューレ株式会社齊藤様にもZOOMで会議に参加していただきました。

 

会議では、①今までの会議でスタッフが学んだことを実際の場面を通じてお伝えし、②参加された2つの企業様からの質問を議論しました。

 

①会議での学んだこと(梅田事業所スタッフから)

・雇用管理体制について、人事が現場にほとんど入っていない状況。雇用管理は、企業現場で行っていただくことを会議では教えていただいた。

 雇用責任は会社側にあり、雇用体制の見直しが必要なことをお伝えしてきた。

・企業アプローチの際の確認すべき事を学べた。職場環境や仕事内容だけではなく、相談先やキーパーソンなどについて詳しく情報収集が必要なことを教えていただいた。

 現在、支援している方は、業務スピードが速く業務量の確保が問題になりそうなことを

雇用前実習の段階で把握でき、企業側に相談ができた。

 

【いただいた意見】

・基本的には、障害者雇用は現場のキーパーソンが管理する必要がある。

・シャープ特選工業では、主任やリーダーを指名する。現場のスタッフとの結びつけも行っている。

・業務量の確保も大事ではあるが、詰め込みすぎると疲労と結びついてしまう。

 業務目標が達成できるなら、休憩などのブレーキをかける提案も必要。

 

②参加していただいた企業からの意見交換

・日米クック株式会社大矢様より

 SDGsも考えないといけない中で、年齢や性別、障害など様々な方が働かれている。週3日で働きたいという方もいる。その中で、これからも障害者雇用を進めていく必要性があると考えている。

 

【意見】

・企業が経営していくためには、どんなメリットがあるのかが重要。

・仕事内容と求職者のマッチングが一番大事なポイント。

 求職者と企業側の求人の目的がマッチングされることが雇用の成立のポイントになる。

 

 ・ハミューレ株式会社齊藤様より

 どんな業務の切り出しが出来るのか教えていただきたい。

 

【意見】

・クロスジョブが企業相談を受けている会社では、コロナ禍ということもあり、消毒作業を求める企業もある。

・現場が、どういう風に働かれているなど、時系列も含め100%の仕事の把握が必要。

・今まで、社員が残業してしていた業務を障害者雇用で取り組むことで生かすことができるのでは。最近の研究でも注目されている内容。

・外国人労働者がいる企業では、日本語のテストの採点などされている企業もある。

 

今回の会議では、就職に向けて、会社や利用者さんの情報をしっかりと取得してくことの大事さを学べた会議になりました。

企業としても目的を持って障害者雇用をされており、どういった作業を切り出すのか、障害特性を把握したうえで、適性のある仕事は何になるのか。

その上で企業としてのメリットはどこにあるのかなど、会社側が考えている障害者雇用を意識する、とても良い機会となりました。

 

障害のある方の就職を支援する就労移行支援事業所のスタッフとして、企業が出されている求人にはどういう意図があり、障害者雇用に対してどう取り組まれているのかを把握することが大事なポイントだと思いました。

応募する側も、出されている求人が、どういう人を求めているのかを考えながら進めていく必要性があるのだなと感じました。

 

大変お忙しい中、このようなご機会を頂き、誠にありがとうございます。

また次回の会議におきましても、ご報告をさせていただきます。

 


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