利用者日記

就労継続支援A型に行った事あります2022年08月09日

 仕事が出来ず、自閉症スペクトラム障害を持つ私は2010年4月にある、就労継続支援A型に入所しました。動機は元々環境の仕事がしたいと思いましたが、それには、まず農業を行なおうと思い、農作業スタッフとしてそこへ入りました。私は2人目の利用者でした。二日程前に、躁鬱病の利用者の方(以下Aさん)が入られていました。その後に、てんかん持ちの方(以下Bさん)と、知的で吃音を持っていらっしゃる方(以下Cさん)がいました。それから後に月日を経て、過呼吸持ちの方(以下Dさん)も入られました。

 A型ということもあって、給与は、相当安かっただけで無く、障害者年金も下りませんでしたので、金銭面はどうにもなりませんでした。しかし、いずれの方々も濃い方々でしたが、それ故に愉快に仕事をしていました。

 着替えが終わると、水やりをやっていました。最初の内はじょうろが重くて困りましたが、中の水が無くなるにつれ、楽になって来ます。それと、時期や季節にもよりますが、草刈、石拾い、作物の収穫、土のふるい分け等を行いました。

 育てた作物は、キュウリ、大葉、トマト、ナス、サツマイモ等でした。しかし、イノシシの食害は難儀なものでした。

 また、その間も色々大変でした。Aさんが1年後程結局来なくなった事もありました。Bさんと、Cさんが取っ組み合いのけんかをした事もありましたし、彼らに対し、けんかしないと言っていた会社のZ社長が経営難に陥った時に、連絡が付かないと思ったら、実家のXと言う所にお金ごと持ち逃げと、今考えても中々壮絶なものでした。この騒動で労働基準監督署を通して少しだけ、給与が上がっただけでは無く、安かった時の未払いの分も返って来ました。

 それから私は3年間程働きました。その間に新しい利用者も入られました。ある日もう一つの仕事の方に一本化して辞めましたが、今でも自分はこちら畑の人間ではないかと思います。

 当クロスジョブ梅田でも、何度も挫けました。朝の準備は複雑でやりにくく、優秀な利用者の方々が、沢山いらっしゃって、自分自身にコンプレックスも抱いてしまいました。自分の親や担当スタッフ、ピュアカウンセラーにも、自分はこちら側だから、就Aで良いと言いましたが、聞き入れられる事はありませんでした。

 しかし、その甲斐もあってか、2022年8月現在、同年6月の実習の頑張りで、仕事を何でもそつなく、良く出来た事を評価されたのか、ある大企業の子会社で、金属リサイクルの会社に採用が決まりましたが、そんな自閉症スペクトラム障害を持つ私ごときがそこで働いてやって行けるのかが、自信がありません。実習から合格がもらえたのは喜ばしい事ですが、履歴書と職務経歴書、入社手続きに苦戦しています。いかにも発達障害者らしいのですが、これでは先が思いやられます。やはり私は障害者として、極めて慎ましく生きていかなければならないのでしょうか?

 とにかく、先方で迷惑や手間を掛けないように頑張りたいと思います。


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