スタッフの一日

ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか~感情労働の時代~読んでみて2018年01月18日

接客業、医療、福祉と進んできた自分にとっての感覚は常に修行僧のように捉えているので、実は「感情労働」と一口に言われてもなかなかその根底理解は難しかったです。

本の中では人を相手にする職業には、その職業人として、その現場現場での労働者として怒りやイライラを時に押し殺して偽りの自分を演じる場面が発生する職場で働く方々は既に感情労働をしているというニュアンスで描かれています。書いてある内容のほとんどはノンフィクションで描かれているので、リアルで怖い現実と捉えざるを得ない内容も多かったように思います。

自分自身の根底理解の難しさは自己決定して進んできた、歩んできた人生であり、今の職業なので、そこで働く以上「当たり前」ではないのかと感じていたからです。しかし、それも見えていないストレス過多の状況にあるのだと改めて感じました。本書ではある意味それが一番怖いと。

クロスジョブ入職からは常々、mustの状態で働いてきていたこともあり、なかなかcanifでの考え方や思考は持ちにくかったのが現状です。今考えると「しなければならない」という思考のみが先行していたと思います。だからこそ、学べたものも多かったのですが、なかなか体がそうも言わなくなってきたことを最近感じています。ポケットに入っている会社用携帯がバイブレーションしている錯覚に囚われたり、寝ている時、無意識で叫んでいたりと、今までなかった身体状態にあるのだと気づいてきました。これも本書によると感情労働の代償なのかと思わざるを得ない状況です。

幸運な事に堺事業所のスタッフはじめ、吐き出せる土壌が出来てきていることに感謝です。ここ2年は本当にしんどい時もありましたが、相談出来る土壌が、また切磋琢磨出来る土壌がどこまでチームで育まれているか、我々の仕事が感情労働であるとすれば、とても必要ではないかと感じています。


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