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【読書報告】『職場のあの人、もしかして発達障害?と思ったら』2019年12月19日

こんにちは、堺の徳谷です。

大型の本屋に立ち寄ると、「発達障害」や「自閉症」という言葉で検索をかけて棚を見に行くようにしています。「人文」「教育」「医療」など、置いてある棚のジャンルは、店それぞれ。

 

今回の本は、どこだったか…忘れてしまいましたが…。

 

『職場のあの人、もしかして発達障害?と思ったら』

 

忘れてしまいましたが。

PCの入門書や、ビジネス書が得意なはずの秀和システムから出版されていることに驚いた記憶があります。

 

PCの基本操作や経営戦略の本に並んで本書が置かれている…、いずれは料理本や旅行書のジャンルにも広がる光景は、とても素敵だと思います。

 

本書の内容は「発達障害の基本的な理解」と「働き方」についてですが、想定する読者は企業で働く人…。当事者の方から見ると、同僚・上司・人事担当者向けに書かれた本なのです。

 

「おわりに」の項がとても印象的だったので引用します。

 

~この本は、発達障害者の職場定着を推進するための具体策を、一定の局面ごとに説明したものです。

さまざまな局面を考察していますが、一番大切なことは、発達障害がある社員を「雇用し続ける」ことではなく、「キャリアの実現が図れるように育成する」ことです~

 

1テーマごとに2~3ページ。

「手引き」として使うにも、障害者雇用についての意識・目的を共有するにも便利だと思います。

 

「~どうしたらいいかわからないと悩むあなたに~」という帯文も素敵です。

ミスマッチが起きている現場では、当事者・同僚・上司・人事担当、すべての人が困っており、タテ・ヨコの関係性の中で、「困ってます!」と発信・共有しづらいのでは…とも思います。本書では、企業のタイプ別に、各々が担う役割と比重についても述べられています。とても勉強になりました。支援者としても必読の一冊、ではないでしょうか。

 

もちろん、「こんな配慮やサポートが受けられればいいな」「人事・上司・同僚とは、こういう存在なんだな」と知るにも適していると思います。

 

堺の本棚に加えますので、ぜひ、ご一読ください!

 

【読書報告】『職場のあの人、もしかして発達障害?と思ったら』


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