スタッフの一日

研修報告『脳損傷者の地域リハビリテーション』2019年03月19日

 こんにちは。鳳事業所のハムリンです。

 

 「平成30年度 近畿ブロック身体障がい者厚生施設協議会研修会」が開催され、納谷先生が講演されるとのことで、参加させていただきました。

 

 今回の納谷先生のお話から印象に残ったことは、 なやクリニックを立ち上げるにあたり、納谷先生が学ばれたイギリスの施設「オリバー・ザングイル・センター」とそこでリハビリに携わる「バーバラ・ウィルソン医師」についてのお話です。納谷先生はウィルソン氏が書かれた本に感動され、はるばるイギリスまで足を運ばれています。同センターの特徴として、民主的運営で成り立ち、上下関係を作らず、受付を含めた職員全員が治療に当たるということをされています。病院の中の取り組みすべてを治療的にしようと、例えば、患者さん含めみんなで話し合って、昼食に何を作るか決めているそうです。そこで必要なことは、「スタッフ間で情報を共有し理解していること」そして、「安全な治療環境」だそうです。そのため、易怒性の高い人には、すぐに入所してもらうことはせず、診察や一対一のワークで、個別に対応されているとのことでした。

 

 ウィルソン氏は「高次脳機能障害のリハビリで最も大切なことは?」という問いに対し、「それは、やさしさだと思う」「優しさには共感も含まれる」と仰っておられるそうです。納谷先生も、高次脳機能障害の方の支援で必要なのは、「優しさ」で、いかに優しく寄り添うかが大切だと感じておられるとのことでした。高次脳機能障害の方も、その他の障害をお持ちの方もそうですが、葛藤する悩みに寄り添っていきたいと改めて感じました。


スタッフ

アーカイブ