スタッフの一日

大阪高次脳機能障害研究会に参加しました2018年11月19日

 こんにちは。鳳事業所のハムリンです。 

 

 先日、大高研(大阪高次脳機能障害研究会)主催の勉強会に参加しました。高次脳機能障害のリハビリに関わっておられる医療関係者が集まり、月に1度開催されている勉強会です。堺市のなやクリニックを開業されている納谷先生が主催されています。

 

 今回は、リハビリテーション病院のチームより、取り組みや課題についての発表が行われ、リハビリテーション病院で、作業療法士の方や、ソーシャルワーカーの方が抱える課題を知ることができました。主な課題としては、若年者層の方が退院後、制度上、フォローが十分にできていないという点だそうです。自立支援センターを利用されるケースが多いとのことですが、満員だったりすると、すぐに受け入れ開始ができないこともあるとのことでした。65歳以上の方も、退院後長期対応ができていないのが課題とのことでした。他に、障害者支援センターや職業センター、また、訪問リハビリも増えてきているとのことです。地域活動支援センターを利用される方もおられるそうです。まだまだ受け入れ先、連携先の数が足りないため、行政に相談するなど、困っていることを発信していくことも必要とのことです。

 

 今回の勉強会の数日前に、なやクリニックの認知リハビリテーションの見学をさせていただきましたが、なやクリニックのある南大阪では、こちらのリハビリを利用できるので恵まれていると感じました。お話を聞き、退院後に利用する支援機関として、就労移行事業所を利用されることも増えていくように思いました。

 

 他に、課題の一つとして、リハビリにおいて、どんな基準を目標に設定するのかという点においても議論され、ご本人の発症前の状態を知ることが必要とのことで、現場では、「通知書を見せていただいている」や「食生活を聞いてアセスメントしている」など、具体的にアセスメント時に工夫されていることを知ることができ、参考になりました。

 

 議論では、終了時刻になっても次々と意見を言っておられ、大阪府の高次脳機能障害の支援において、各機関の皆さんが熱心に取り組まれていることが伝わってきました。これからもまた参加させていただき、学んでいこうと思います。