スタッフの一日

大阪高次脳機能障害研究会に参加しました2019年01月11日

 大阪高次脳機能障害研究会の勉強会に参加しました。


 今回は倫理についての勉強会ということで、倫理とは何かというディスカッションをし、説明がありました。倫理の「倫」とは仲間、理とは「美しい道筋」という意味を表し、倫理は「仲間内で認められている美しい生き方」を意味しています。その道は「こうしなければいけない」という狭い道ではなく、「こうするのもよい」という広い道だそうです。専門職に就いている人は、倫理的にも、法的にも「よくないことをしなに」だけでなく、「よきことをする」ことが求められています。


 どのような道を進むと良いのか、常に自分の道を選択肢し、決定することで、人は日々を過ごしていますが、高次脳機能障害の方の支援では、ご本人の意思と、ご家族の意思が食い違うことが生じがちだと仰っておられました。病院では、今後の進路を考える際、担当者会議を開き議論され、ご家族に提案されています。担当者会議で、使用するのに有効なものとして「OOVL」というツールが紹介されました。ご本人にとって価値があり、実現可能な目標や、進路の選択肢が実現可能かどうかが点数化されるので、分かりやすくなっています。また、様々な職種の担当者が集まって意見を出し合い、意見を統一するのに有効だそうです。


 そこで、仰っておられたのが、声の大きな人に引っ張られず、どんな意見でも言ってみて、意見を出し合うことが大切であり、様々な意見を出し合うことから気づくことが多くあるとのことでした。


 医療の現場での意思決定支援の取り組みを知ることができよかったです。学んだことを支援に活かしていければと思います。