今回初めて利用者日記を書かせて頂きます、Ｈ．Ｏです。 利用開始して早くも３カ月を過ぎました。あっという間です。   私はこれまで一般就労で仕事をしていましたが、派遣や契約社員という不安定な環境のなか、上司の指示が理解できなかったり作業に遅れが生じたり忘れたりと、うまく行かない事が多く仕事を辞めざるを得ない状態になる事を繰り返してきました。 就労中に発達障害の診断を受けましたが、工夫でなんとか踏ん張って頑張ってきたものの、そうこうしているうち身体を悪くし、就労が出来なくなりました。年齢も上がってきており、少し前から就労の方向性を変えなければ厳しい未来が来るのではと毎日不安に思っていました。 以前から担当医より支援施設を勧められていましたが、甘えてはいけないとプライドが邪魔をしてこういう状況に追い込まれ、どうするべきか考えるときが来てしまいました。支援施設を訪れ、自己理解プログラムで同じような境遇の方々と会話し、苦労話や特性にどう向き合っているかなど聞くことができ、障害者就労の方向へ気持ちが傾き相談した結果クロスジョブに行くことにしました。 第一印象は、自分と同じように苦労している人が大勢いる事でした。なんとか就職にこぎつけようと日々努力している人を見て、もう少し早く門をたたけば良かったと思いました。現在は訓練にて自分の特性を洗い出していますが、自身で分かっていないことも多く驚かされることもあり納得することもありました。これまで経験したことのない軽作業やデータ入力でやや苦労しています。この年齢でさまざまな職種に携わることができるのは大変貴重なことだと思います。これまでは就職面接をして就労しない事にはその仕事をすることはできませんでした。人生の転換点ととらえて身体の調子に注意しつつ前向きに取り組んでいきます。