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僕が小学生の頃にパピーウォーカーというボランティア活動をしていた話をします。   盲導犬という、目の不自由な方々を助けるためにサポートをするレトリバーの大型犬を、「パピィウォーカー」という盲導犬候補の子犬を生後2ヵ月頃から1歳前後の約10カ月間に人と安心して暮らすための関係を築けるように助ける事や家庭で社会的ルールを教えていき、盲導犬になるためのお手伝いをするボランティアのことです。   盲導犬になるには様々な訓練が必要で、合格しないと盲導犬にはなれません、最初に子犬と出会って預かったときは抱っこできて、凄く小さくてかわいかったことを今でも覚えています。パピィウォーカーでは盲導犬のお仕事をしていないハーネスを外している時での指示を覚えてもらうことでした。指示したことが的確に出来るように少しずつ段々と覚えていきます。 例えば、指示を出すときは日本語ではなく英語を使って指示して覚えてもらうことです。なぜなら、街中など外で飛び交う日本語を誤って指示として行動してしまうかもしれないからです。最初は覚えてくれるまで時間が少しかかったと思うのですが、指示を覚えてからは指示を聞いて覚えてくれて凄いなと思いました。 大型犬の為、段々と大きくなってきて最初の時と比べると、かなり大きくなりました。パピーウォーカーとしての活動が終わると、訓練センターに返します。盲導犬になるための本格的な訓練がはじまります。   お別れの時は寂しくてもっと一緒にいたかったという思いがあったのと、頑張って盲導犬になってほしいなという思いがありました。お別れしてから1年後、盲導犬になったとの連絡がありました。盲導犬になってくれて凄くうれしかったです。盲導犬として人を助けられることは凄くて、自分も人を助けられる人になりたいなと思うようになりました。2年程前に盲導犬を引退しました。   盲導犬のお仕事よく頑張ったと思っています。引退してからはまだ会えていないのですが、再会出来たら、「お仕事お疲れ様よく頑張ったね」と言ってあげたいです。 ここまで読んでいただきありがとうございました。