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昨年末よりクロスジョブ堺を利用しているM.Mと申します。今日は私が訓練内で個別に行っている課題への取り組みについて掲載したいと思います。   クロスジョブでは、ホームページ内で掲載されている基本の訓練以外にも、それぞれの障害特性に合わせた個別の課題や、それに対する取り組みを行っています。例えば聴覚に問題があれば、補聴器を使って聞こえをよくする方もいれば、耳栓を使って音が聞こえすぎているのを聞こえないようにしている方もいる、というような感じです。 さて、私は発達障害を持っており、就職へ向けての支援中、発覚した課題の一つに、「感情の表現が苦手」というものがありました。 一般的な意味での感情表現が苦手、ではなく、その時思った感情を大げさに言ってしまう癖があるのです。また、自分で自分の感情がちゃんと整理して話をする事も苦手で、その為別の支援者さんとの間に、口にした際の感情と実際の感情での認識の差が生まれた事もありました。 クロスジョブでは、最初に支援の仕方を話し合った面談の際から、その事について話していました。担当のAさんからはそれを踏まえて、「それなら感情を目に見える形で整理していくようにしたらとうですか?」と提案していただきました。具体的な取り組みとして、大げさに言ってしまったと思った際や、感情がモヤモヤしていて疲れたりした際に、専用のシートにその時の出来事ややり取り、発言した時の感情の度合いと、実際の気持ちや感情の度合いをそれぞれ整理して書き込めるようにしてもらいました。 それまでは「口ではああ言ったけど、実際は違うなぁ」と思ったり、自分の感情がはっきりと分からず、疲れたり辛い思いをしているのに気付けない事も多々ありましたが、取り組みのお蔭で大分自分の感情を整理しやすくなったと思いますし、気持ちをいい方向へ切り替える事も出来るようになってきたと思います。 このような取り組みも、日々それぞれに行っています。