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約2年間クロスジョブを使えるギリギリいっぱいの期間を利用し就職する事ができました。
大学を卒業してから、病気や特性でなかなか仕事が続かず何度か入退院を余儀なくされました。
前の仕事も自分の体調を考えずに残業を引き受けすぎてしんどくなり退職。その後1か月間精神科病院に入院。
退院後、社会復帰の施設を探す中でクロスジョブを紹介され体験利用し、クロスジョブに決めました。
最初は家の中に閉じこもっていたので体力的にしんどく、半日来るのがやっとでした。毎日決まった時間に起きてというのが、とてもしんどかったように思います。
途中で体調をくずしたときは主治医からも作業所の方が体調にみあっているといわれましたが、担当の出原さんと相談し、作業所のように軽作業中心のプログラムをにしてもらい、切り抜けました。そのおかげで苦手だった軽作業が得意になり、新たな自分の能力が開発されたことはとてもよかったと思います。
体調をくずしてからひどく疲れやすくなり、15分に1度、水分補給して、軽作業も座って半日の訓練がやっとという時期もありました。そこから、15分~20.分、20分~30分と休けいひん度を少なくし、30分に一度の休けいでいけるようになってからS社での実習にいかせて頂きました。そこで気がついたのが業務の流れを考えると30分に1度の休けいをとることは支障をきたすということでした。そこからクロスジョブに戻った時に1時間に1度の水分補給で業務をこなせるように徐々に水分補給のひん度を少なく20分~40分45分ついには1時間に1度の水分補給で業務を遂行できるようになってきました。
その目標が達せられたときに出原さんからパーツパッキング事業やってみませんか?と言われました。最初は不安もありましたが、無我夢中でやっていたら楽しくなりました。パーツパッキングで得られたものは業務スキル以外にチームで作業するときの協力の仕方や(チームプレー)作業にあたっての気持ちの持ち方について学びました。失敗したとき反省はするが自分を責めない。次に持ち越さない等々。
疲れやすさ以外にも躁鬱(そううつ)の波・体調のコントロールも大きな課題でした。今までの私なら、なんかよくわからへんけれどしんどくなってきてしまったと緊急受診や入院なども多かったような気がします。出原さんと一緒に相談しながら、体調管理のために睡眠と気分のグラフをつけ、クロスジョブの業務日報も気分の安定度と疲労度を書く特別バージョンにして頂き、日報以外に面談用の振り返りノートを作り日々の気分の変化、その要因、困ったこと、相談したいことをそのノートに書き込み面談に望むようにしました。
また自分の病気の本も買って読みました。それを1年以上しているせいか、かなり、自分のことを整理できるようになり、病気の特徴 どういった要因で自分は体調を崩しやすいか、その対策がわかるようになってきました。これはクロスジョブに来て得た大きな収穫です。これができるようになったからこそ、就職に結びついたと思います。
この2年を振り返って、苦手だった軽作業が得意になったり、自分自身のことが整理できたりとクロスジョブに来てよかったなと思います。
担当の出原さんをはじめとして、支援員の皆様方のおかげでここまで成長することができました。感謝の思いでいっぱいです。
家にじっと閉じこもっていたらこんないい結果にはならなかったと思います。
クロスジョブに来ている皆様も担当の支援員さんを信じて頑張って下さい。
きっといい結果に結びつくと思います。
長文を読んで頂きありがとうございました。