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こんにちは。AKです。今日は「秋」について書いていきたいと思います。「秋」といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?「食欲の秋」、「芸術の秋」、「スポーツの秋」と例をあげれば枚挙に暇がありませんが、私は「日本の素晴らしさと秋」について書いていきたいと思います。 私にとって「日本の素晴らしさと秋」とはズバリ「季節の美しさと紅葉」です。日本には四季があります。春には桜が咲き乱れ、夏には七夕の星空、秋には色とりどり(赤や黄、紅)に染まってゆく紅葉の風景、冬には一面の銀世界とこちらも例を挙げればキリがありません。世界的に見れば四季がある国々の方が特異で珍しいようです。まして、日本のように3月~5月が「春」6月~8月が「夏」9月~11月が「秋」12月~2月が「冬」というようにキッチリ分かれているというのは外国の方から考えれば「アンビリーバボー!」の世界です。というように日本には各、季節ごとの美しさがあります。 秋については、先ほどにも少し書いた素晴らしい紅葉の風景があります。日を負うごとに染まっていく紅葉は本当に素晴らしくて美しいと思います。「秋の、あの一瞬の美しさのために日本人は、何の役にも立たないし『秋だけ』しか美しくないデクノボウのような木を一生懸命、あちこちに植えているんだな」と感心します。 私がこのような考えをいだくようになったのは、中学生の時に読んだ「国家の品格」という本から多大な影響を受けたからです。詳しい内容は割愛させていただきますが、大まかなあらすじを書くと「日本には日本の美しさがある。情緒と形、素晴らしい自然への感受性、卑怯を憎む心がある。その日本人の心をしっかり理解することが愛国心、祖国愛につながる。今の日本は敗戦国になってから、アメリカ式や欧米式の論理を突き詰めればいい社会になってしまった。けれど、もっと大切な日本人の心を取り戻そう」というような内容です。利用者日記を書くに当たり、この本を読んだことをとても、鮮明に思い出しました。 また、「枯れ木も山のにぎわい」という言葉があります。辞書をひくと「つまらないものでも、無いよりはまし」という意味のようですが私はその意味よりも、もうひとつの「枯木も山の風致を添えるものである」という意味を推したいです。前者の意味では、寂しくてなげやりなニュアンスですが後者の意味は「みんな、揃ってひとつの美しさなんだよ意味のないものなんてないんだよ」というような明るくて活発なニュアンスがします。このような、季節を感じとり新しい言葉を生み出していった昔の日本人に思いを馳せ、季節に感謝の思いを持ち、日々を過ごしていきたいと思う今日このごろです。