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先日、私はとある企業の実習を終えて、久しぶりにクロスジョブへと帰ってきました。帰って来て初めに思ったのは、「クロスジョブが一番落ち着くなぁ」ということでした。クロスジョブが慣れ親しんだ場所だからなのも理由のひとつだと思うのですが、一番の理由は自分のことを理解してくれている人やスタッフさんが傍にいる環境に安心したのだと気づきました。 ここのクロスジョブに通い初めた頃の私は、緊張しっぱなしでここが安心できる場所になるとは、当時は思ってもいませんでした。始めて経験する事の連続に「早く全て覚えよう」と焦って心のゆとりが持てずに悩んだ時期もありました。ですが、スタッフさんのサポートや少しずつ分かる事が増えていくうちに、周りに目を向ける余裕が持て、勉強していきたい事が広がって行きました。それからはあっという間に時間が過ぎ去って行ったことに驚いています。長いと思っていた2年の支援期間も、今では残りあと2ヶ月ちょっとになりましたが、まだまだクロスジョブで学ぶことは沢山あると感じています。残り少ない日々で吸収できる事をもっと知って学ぶ事に取り組んで行きたいです。 さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回も私が実習で学んだことや教わったこと、気付いたことを紹介して行きたいと思います。まず改めて実習をして感じたのは「意思の疎通や伝達の難しさ」でした。今までは、独自の報告の仕方で支障なく伝わっていたのですが、障害者雇用が初めての実習先では、伝えたい話の本筋が相手に中々伝わらない事実にぶつかりました。この時初めて「自分の話し方は伝わりづらい」のだと気付くことが出来ました。 今まで言葉足りずでも伝わる事や、最後まで聞いてくれる現状に甘えていたのだと深く実感しました。伝わるものだと当たり前に思っていた事は、スタッフさんや相手の方々の経験や知識があったからこそ成立していた事なのだと知って、この度の機会で改めて自身の報告の仕方を考え直してみました。▼やってしまいがちなポイントとはQ.なぜ主語が抜けてしまうのか?A.頭の中で「この話を伝えよう」と思い浮かべて直ぐに伝えに行くため、相手が知っている前提で話してしまう。Q.何故話が長くなってしまうのか?A.結論に至るまでの過程を全て説明したり、報告している時点で自分自身が何を伝えたいのか解らない又は伝えたいことが多く纏ってないと、一気に話してしまう所がありました。Q.簡潔な報告ができないのは何故か?A.結論から報告する事よりも、事の経緯の過程から話していれば自身が責任を負うような誤解を生むことがないと考えていたから。 書き出すことで客観的に物事が見えてきました。そこで次に失敗しない為の対策を、スタッフさんや病院の先生、家族の意見やアドバイスをなどを聞いて纏めてみました。・報告前に一度心を落ち着けることを心がける。・簡潔に報告ができるよう、初めにメモに伝えることを書き出ししておく。・結論のみを言って、相手に説明や詳細を尋ねられてから伝えてみる。・焦って言葉が出なくなってしまったら、一旦仕切り直してからもう一度伝えに行く。 「ミスは起こるもの。なのでミスが起こるのを最小限にするにはどうしたらいいか?」これは、訓練や実習の中で何度も出てきた言葉です。自分がどういう所が失敗しやすいか苦手なのか、じゃあそれを最小限に防ぐにはどうしたら出来るのかの試行錯誤は、これからクロスジョブや実習先、就職先でも自分を成長させる重要なことだと私は教わりました。自己分析してみたりスタッフさんに指摘して頂きながら、工夫をして挑戦していくことが大事だとこれまでを通して知った事が私の中で一番の収穫だったと思います。 長文にお付き合い頂き有り難うございました。