こんにちは、N.Kです。今回が2回目の更新となります。今回は、私がクロスジョブ堺に通い始めてから行っていた、これまでの企業実習の体験についてお話します。 クロスジョブに通い始めた当初から、私は企業実習に是非いってみたいと感じていました。というのも、前回の更新でお話したとおり、私はまだ学生という立場で、職歴はありません。また、これまで学生生活の中で、アルバイト経験なども一切なかったため、「働く」という行為は、ほとんど未経験でした。実際に社会の場に出て、ルールに従って仕事をするという事は、学校の行事などを除いてほとんどしたことがありません。そのため、「働く」ということを就職するまでにきちんと理解できるように、企業実習を望んだのです。 しかし、いざ企業実習について具体的な話が出てくると、実習への期待よりも、不安の方が大きくなっていきました。実際にその企業に行って、「きちんと指示したことが出来るのか」、「ルールやマナーをきちんと守れるのか」、「環境に適応できるのか」などといった不安です。自分に自信がなくなり、「やっぱり実習に行きたいと言わない方がよかったかな。」とまで思ったこともありました。企業実習が実際に始まってもいない前から、かなり不安が募っていました。 そして、企業実習が始まります。最初に実習を行った企業さんは、S社でした。この企業は、某大手企業の特例子会社です。ここでは、様々な業務を実習出来るのですが、私はコピー機部品の清掃業務をしました。この業務内容は、私の希望した業務内容ではなく（私の希望した業務は日程が合わなかった）、できるかどうかかなり不安でした。また、私の自宅からだと通勤にかなり時間がかかり、朝早くから業務が始まるので、寝坊せずにきちんと通勤できるのか、という点もかなり心配していました。 しかし、いざ始めてみると、企業の担当者が優しく丁寧に指導して下さり、失敗もしましたがなんとか最終日までやり遂げることができました。作業スピードはやや遅めでしたが、挨拶や態度なども意識していたおかげか、企業からの評価もそこそこ良かったです。業務時間が長く感じることと、オフィスワークだったので慣れないスーツを長時間着用するのが少しきつかったですが、それでも楽しい企業実習になりました。 次に実習に行った企業さんはT社です。この企業では、自転車の部品の組み立て作業を行っていて、私は自転車のギア（自転車の後輪についている、変速機）を組み立てる業務をしました。2回目の実習だったので不安は少し薄れ、また自宅から自転車で通勤できる距離であり、前回のS社と違い服装もある程度自由（動きやすくて汚れてもいい服装）だったので、1回目の実習よりもかなり気が楽でした。 しかし、基本的に生産ラインの作業なので、作業内容は同じことの繰り返しです。そのため、時間が経ってくると少し散漫になっていました。それでも、企業からの評価はとてもよく、「作業スピードが速い」「挨拶がきっちりできている」などと評され、とても嬉しかったです。 現在、この2社に企業実習に行かせてもらい、今までほとんど経験してなかった「働く」ということが、少しわかってきました。そして、あまり自分に自信がなかった私も、「自分でも出来る」ということがわかり、少し自信がつきました。次の企業実習はまだ調整中で、いつになるかまだわかりませんが、これまでと同じように、また頑張りたいと思っています。