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最近はかなり蒸し暑くなり、だんだん夏らしくなってきましたね。 我が家で育てているミニトマトもそろそろ本格的に収穫の時期を迎えようとしています。 今月の16日に無事に最初の1個が取れまして、これを書いている日の朝に3個目を収穫しました。   妹からは洗濯を干すのに邪魔だと反対されましたが、母に頼んで、ベランダの日当たりのよい場所に鉢植えを置かせてもらった甲斐があり、今年は例年より茎が太くなり、花もたくさんつきました。立派に成長するのを見るのは気持ちよいです。 ただし花の数が多すぎたせいか、実が大きくならないものが多いようです。 本によれば、花房を、初心者は4段、上級者は6段までつけてよいそうです。 今年は成長の具合が良かったので5段でカットしたのですが、2段目と5段目の花房が二又になってしまったからでしょうか。欲張りすぎましたね。私は貧乏性なので、カットするのがもったいなく感じてしまうのです。他にも種まきした後に、間引くのがもったいないと毎年思ってしまうのですが、皆さんも経験ありませんか。   さて、先日本屋をぶらついていると、『文豪ストレイドッグス』という作品のコーナーがつくられており、そこに置かれた芥川龍之介の『羅生門』の表紙が目に飛び込んできました。 そして、それがきっかけで『羅生門』が不思議と読みたくなりました。   私は普段、純文学と呼ばれるものを全く読まない人間です。学生の頃は教科書に乗っている作品を読んでも、大半はそれほど面白いとは思いませんでした。 しかし高校生のころ読んだ『羅生門』は当時の心情とマッチしたこともあり、一番印象に残っている作品です。 それで、今なら少しは興味を持って読めるのではないかと思い、芥川龍之介の本を何冊か購入してみました。読んでみると、結構面白いです。   興味深かったのは芥川龍之介が統合失調症だったらしいことです。これは以前ある精神科医のサイトで聞いたことがある話だったのですが、母親が小さいときに発狂したというのは今回初めて知りました。どの本の巻末にも書いてあるので有名な話なのでしょうか。遺稿の『歯車』は主人公に歯車の幻覚が見えるという作品で、全編に得体のしれない不安感が付きまとい、読むのがつらかったです。   それから、今回読んだ中で事前にいちばん読みたかったのは『薮の中』という小説です。なぜなら黒澤明監督の映画『羅生門』のもとになった作品だからです。小説の方は真相が用意されていないのですね。よく分からない小説でした。   実は今読んでいる芥川の本を読み終えた後、どうするかで悩んでいます。   私は困ったことに気が多い人間なので、本を読み終わらないうちに別の本を買いたくなる傾向があります。そのため、もう一冊欲しい芥川の本があります。 しかし本当は、全5巻をすでに買い、2巻まで読んで途絶しているファンタジー小説の続きを読まねばなりません。 また、他にも買ったまま読んでいない本が、マンガ、小説ともにたくさんあります。いわゆる積読というものです。家族からも、もったいないと言われているので、いずれは積読をすべて読むのが私の大きな目標です。