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今回は2つのテーマについて書きます。   私は通俗的な本や映像作品が好きです。 なぜなら、くだらなくても面白い作品が大勢の人を楽しませるのはとても価値のあることだと思っているからです。 そういった娯楽作品の中で比較的好きなもののひとつが山田風太郎の『忍法帖』シリーズです。     『忍法帖』シリーズは1950年代に第1作が発表され、60年代に忍者ブームを巻き起こしました。 忍者たちが奇想天外な忍法を使って戦うのが特徴の忍者小説です。忍者たちはものすごくばかばかしい理由で戦い、そして死んでいきます。 あとエログロがひどいです。     興味を持ってからは古本屋に行くと必ず棚をチェックしてコツコツと作品を集めました。今ではほとんどの作品を持っています。 しかし、そのうちの大部分は既に読んだものの、まだ読んでいないものが何作かありました。 なぜかというと人気のある作品を優先して読んだため、あまり評判のよくない作品が残ってしまい、読むのがおっくうだったからです。     先日、なんとなく読む気になり、この文章を書いている日の前日に1冊読みおえました。 感想はどうかというと、やはりあまり出来が良くなかったです。緊張感のない内容のため、なにか煮え切らない気持ちになりました。 ばかばかしいので彼の小説はつまらないとそうなります。     ここで気になるのですが、おそらく大半の人はつまらないと分かっている作品を買う、あるいは読むということはしないのではないでしょうか。 そうすると私の一連の行為は特異なものに周囲の人の目には映るのでしょうね。なんとなく自覚しています。やっかいですよね。 もっともブックオフの100円コーナーで見つけたのでダメージは少ないのですが。     本棚で眠っている『忍法帖』の長編作品はあと2冊です。いずれは必ず読みますが、それはもうしばらく先のことになるかもしれません。     それからもうひとつ、おめでたいことがあったので書かせていただきます。9月の末に妹に第一子が誕生しました。私もとうとう伯父さんです。 妹は臨月になってからは実家に帰っていました。ちょうど出産予定日の夜に陣痛が始まり、翌日の朝に無事生まれました。 私はクロスジョブがあったので夜は付き添わなかったのですが、訓練が終わった後に病院で会いました。     妊娠中に印象に残ったのは、妹が出産に当たって食事に非常に神経質になり、特定の食べ物は口にしようとしなかったことです。 私としては偏らなければ気にせずバランスよく食べたほうがよいと思っていたので、外食に制限がかかると厄介に感じました。 しかもあれだけ気を使っていたのに、妹は妊娠後期に帯状疱疹にかかり、お薬を飲む羽目になってしまいました。残念です。     また家族が気にしていたことの中には、首をかしげたくなるものもありました。入浴に関して、親から妹に一番風呂を譲るよう要請されたのです。 これなどは過保護ではないかという気がしてならないのですが。もっとも医学的に根拠があったらすみません。     最後に私の罪を告白しておきます。私は妹が赤ん坊の時、妹が嫌いでした。顔を見るだけでイライラしてしまい、触られただけで叩いてしまったことがあります。 しかし成長してからは、さすがにそんな理由で暴力をふるったのはひどかったと思い後悔しています。その分、妹の赤ちゃんはかわいがりたいです。本当に馬鹿なことをしました。