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一日一日と冬の深まりを感じますが皆様いかがでしょうか。
以前に日記で、「いまいち人に感想が伝わらない」と書きましたが、最近、「あれれ?」と思うことがありました。
先日、友人と映画に出かけてお茶しながら話していた時に、「電車に乗っている時に、自分じゃなくて景色が動いている感じがする時ない?」と聞かれました。
肯定を含めて「あー、だから特撮ってそういう風に撮影をするんですよねー」と答えましたが、友人には「いや、そうじゃなくて、見えるかどうかを聞いているんだよ」と言われてしまいました。
「あれ?伝わってない?」と思いましたが、「自分は止まっていて、景色が動いているように見えるってことですよね?分かります、そういう風に見えますよー」と答え直すと、友人に「なるよね!?この感じを分かってくれたの、Kさんが初めてなんだよー」と言われ、びっくりしました。
「皆そう見えるものだと思ってましたよ」「違うよー、分かってくれない人のほうが多いよー」とやり取りの後、何故か二人でコアな時代劇の舞台化の話で盛り上がりました。
こういった感じで「自分では質問に答えているつもりなのに、相手に本意が伝わらない」事が時々あります。
多分ですが、「自分の知っていることは他の人も知っていて当然」という「思い込み」が原因の一因としてあるのではなのかと思います。
前出の友人との会話だと、「電車に乗っている時に、自分じゃなくて景色が動いている感じがする時ない?」という問いに対して、私の答えは「あー(分かります)、(そういう風に感じますよね)だから特撮ってそういう風に撮影をするんですよねー」という()内の会話を省いて、次の話題を話してしまった事が伝わり辛かった原因だったのだと思います。
意識の内に「自分の知っていることは他の人も知っていて当然」という前提で話してしまう為、「言葉足らず」になりがちなのだと思います。
自分でその事に気付いからは、なるべく気を付けて「○○って知ってる?」とか「それって○○って事ですよね?」と聞きながら、会話するようにしているのですが、気を抜くと前出のように会話がかみ合わなくってしまったりすることがままあります。
気を付けていたらいたで、「それくらい知ってるよ」「回りくどくない?」と言われることもあり、「一体何からどう話せば良いんだ」と思う事も多々あります。
かといって「なんで知らないの?」と口に出してしまうのも余り感じの良いことでは無いので出来ませんし、「何気ない会話と言葉選びの難しさ」を痛感します。
仕事では、結果と結果に至る経緯の要点だけを「報告」すれば良いですが、すべての人との会話を「連絡と報告」にする事はできませんし、それはそれであまりにも味気なく、寂しいものがあります。
ですので、これからも多少の失敗は誰にでもあるものとして、周囲を観察しつつ、「会話力」を身に付ける工夫をしていこうと思います。