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障害者として実習や就活をする上で必ず求められる自己理解および苦手なことへの対策。皆さんはどのように取り組まれているでしょうか。今回は私の場合についてご紹介します。
【自己理解の進め方】
障害の受容が済んでいない段階で調べるのは自分の弱点を再認識させられるようでなかなかつらいものがあると思います。しかしやらないと課題を把握できない。私の場合は知能検査の結果や職業評価の際のチェックリストやリハビリ計画、ネットで調べた情報とこれまで困っていたことを分析するところから始めました。
その後クロスジョブで訓練をしていく中でどの場面が難しいのかを詳しくふりかえり、対策について考えながら自己理解を進めいきました。また、気持ちの面については、つらいことがあった時に自分がどんな風に考えたかを紙に書きだし、第三者視点で「これを書いてきた人についてどう思うか?」と考えることもありました。
【私が現在試している苦手なことへの対策】
・物をよくなくす
置き場所を決める。軽作業の際、ネームプレートをよくなくすので、使うたびに黒いケースになおすようにしています。
・時間制限があると焦りやすい
せかされても落ち着くよう自己暗示。電話対応など時間制限がきつい訓練では自分がしそうなミスをマニュアルに組み込みラインマーカーをいれて目につくようにしています。
・理路整然とした説明が難しい
報告の情報量が多い際は紙に書いて渡します。私の話がとんでも相手が読み返せるので。
・物の方向をつかむのが苦手
考えるのが遅い。方向音痴には自信があります。考える時間がなければスタッフさんに質問で確認しています。
・指示理解に齟齬がでる
あいまいな指示が苦手です。思考スピードも遅いです指示を受ける際には5W1Hを意識し、聞きもらした点があれば後からでも質問しに行くようにしています。
・フラッシュバック
深呼吸。ひどいときは休憩。そして寝る。体を休めることで落ち着いてほしいと目論んでいます。
・自分に厳しい
普段の訓練で少しでもできたところを自分で褒め長所として意識づけしています。長所を意識すると短所も頑張る気になる、人間褒められた方がやる気がわくそうです。
以上です。利用者さん方の参考になればと思います。ここまで読んで下さりありがとうございました。