中学校の頃から少しまわりとちょっと違っていてなんだか悶々として日々を過ごしていて、理数系の科目が好きで、ある程度の能力があり大学を卒業するまではどうにかこうにか順調に進むことができました。   はじめに壁にぶつかったのは就職のときでした。このときはまだ障害のこともわからずに何社受けても採用になりませんでした。その後、教員採用試験に合格して教員になったものの、今思い起こすと、年度末にはいつもしんどくなる状況がありました。   工科高校（当時は工業高校）から支援学校（当時は養護学校）に転勤した一年目に、体調を崩し、心療内科を受診してはじめて「アスペルガー症候群」という診断を受けて、そのときは中学校のときの悶々とした理由がわかって、まわりの霧がはれたような気持になりました。一ヶ月休んで、まわりも私のことを理解してくれてそれなりに仕事もがんばってきましたが、人の気持ちを読むのが苦手なので教員は向いていないと思い、この３月に退職することになりました。   ４月から、ハローワークや就ポツで仕事を探して、何社かに応募してみましたが、なかなか結果がでないときに、就ポツでクロスジョブをはじめとした就労支援の事業所を紹介してもらいました。   ８月から訓練を開始させてもらっていますが、いろんな職種に対応する作業を体験させてもらえて、意外に自分にはこんなところができるという気づきができました。まだまだこれからどうなるかわかりませんが、この出会いを無駄にしないように一日一日を大切に送っていけたらいいのではないかと考えています。   趣味で撮った写真を載せさせてもらいます。画像は、梅田の空中庭園から大阪港（後ろは神戸）の夜景です。