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台風一過の日曜日に秋季大祭が行われました。私が住んでいる泉大津市の穴師地区では泉穴師神社の飯之神事は、祭りの本来のかたちを伝えものであり、今では他の地域では見られないたいへん珍しい神事なので紹介したいと思います。  神事が始まった由来といえば、聖武天皇のころ(740年ごろ)、干ばつのため凶作が続き、人々は餓死寸前に陥った。このとき天皇は霊夢によって米を和泉五社に供え、余りを民に施されたところ、たちまち雨が降り出し、人々は飢えから救われたという。その後これを祝い、今日に至るまで、毎年米の収穫期に、だんじりに飯の山を盛って神前にささげるようになったそうです。そして、おさがりを甘酒にして配ります。  他の地区のだんじりと違って、飯之山神事のなかで行われる渡御では、穴師地区の四町のだんじりを先頭に、飯之山だんじり、天狗さん、獅子2頭、お神輿などの行列が見られるのがおすすめです。