私は最近まで、自分に発達障害があることを友人の誰一人にも話していませんでした。理由は二つあります。一つは別にわざわざ話すことではない、もう一つは話したことで離れたり（それで離れる友達なんかいらないと今は思いますが）、離れなくても気を遣われてしんどくなるのではないか、と思ったからです。理由としては、どちらかというと後者が大きいです。   でも、心のどこかでは一人ぐらいには言ってもいいかなと思うようになりました。理由は分かりません。だから、こないだ友人と電話をして近況報告になった時に「〇〇はすごく長い付き合いだから気付いていたかもしれへんけど、実は私には発達障害がある」って言いました。でも、その子は全く驚かず（もともと人に関心がない人っていうのもあると思います）、「へぇ、そうなんや。実は、私のお兄ちゃんもそうやねん」と言われました。その後、電話を切るまでは自身の障害やCJのことを話しました。その子に兄がいるのは知っていましたが、障害があることは知りませんでした。私が思っているより障害を抱えた方は多くいること、CJ以外の身近にいるのだなと思いました。   　CJに通い始めてからしばらく、他の利用者さんに対して「この人、本当に普通そうなのにどこに障害があるのだろう？」と何度も感じたことを思い出しました。接していても普通なのに、と不思議でした。でも、私自身も他の人からしたら分かりにくいので、同じことを思われていると思います。だから、以前の利用者日記で自分の障害や過去のことを書いたこともありました。CJに通っている人たちはそれぞれに障害を抱えてここに来て就職に向けて頑張っている、だから私も頑張ろうと初めてＣＪに来た日のことも思い出しました。初心を忘れずに、来月の実習や、それ以降に予定している就活に向けて頑張ろうと思います。