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私がクロスジョブに入ったのは5月で、今月で2か月が経ちます。私がここを利用しようと思ったのは、自身がどのような仕事に向いているのかを知りたかったからです。
それまでは、企業の説明会や面接会などにも参加していましたが、中々採用されませんでした。そのため、大学卒業までに就職が決まらず不安になりました。
その悩みを相談した際に、ハローワークの担当者から、クロスジョブという就労移行支援を紹介されました。そこを見学した際、スタッフの方々も親切かつ丁寧で、非常に印象の良い雰囲気と感じたのです。また、作業の経験を積めるだけでなく、報告・連絡・相談の仕方も身に付けられる点にも惹かれました。見学と利用体験の後、5月中旬よりクロスジョブの利用を開始しました。
クロスジョブでは、主にパソコン作業や軽作業、学習などの課題に取り組みます。まずパソコン作業では、文章や数値の入力、検索修正やアンケート入力などを行います。とりわけ私が1番力を入れているのは、10分間のタイピング入力です。10分入力は、指定された文字数の長文を10分以内に入力する作業です。その作業で入力字数にミスが無く時間内に入力ができた時には、達成感があって嬉しい気持ちになります。私は実際の職場でもパソコンを有効に使えるように、タイピング等のパソコンスキルをもっと伸ばしたいと思っています。
次に軽作業では、主にプチポケットの作成をします。過程としては、まずプチポケットの組み立てを行い、次に検品に出して組立品をチェックし、最後にSPシールを貼って段ボールに入れる作業となっています。最初は手順書を見ながら進めていましたが、マニュアル式の作業が得意だったため、すぐに手順を覚えて素早く作成に取り組むことができました。
また、入出荷の際には、プチポケットを段ボールに入れて梱包した後、台車に積んで運んでいきます。段ボールを持ち上げるだけでなく、エレベーターに乗せて運んでいくので、腕や体などをかなり使う作業になります。
さらに学習では、数値チェックやピッキングを行います。数値チェックは、請求書と納品書を見比べ、単価の数字に誤りが無いか照合します。もし誤りがあれば、ボールペンで斜線を引き、隣に正しい数字を書き加えます。私の場合、レベル1で1分以内、レベル6でも2分以内に作業ができていました。そのため、担当スタッフから「かなり速いペースで作業ができている。」と言われた時は嬉しかったです。
また、ピッキングは棚に入っている品物を取ってくる作業で、品物をケースに入れて机に並べ、タイムを計ります。最初は上手く品物を取ってこられるか心配でしたが、思っていたほど難しい作業では無かったので、こちらも数値チェックと同様スピーディーに取り組めました。また、品物がどの棚に入っているのかも把握できたため、タイムは遅くて3分、早くて1分30秒でした。
その他にも、グループワークやO社での作業もあります。グループワークでは企業見学や面接、実際に働くことになった場合にどうすればいいのかを話し合います。例えば、服装などの身だしなみやビジネスマナーなど、相手がどう思うのかを書き出していきます。そして、相手の意見や考えに耳を傾けることで、自身では思いつかなかったことを知ることができるため、情報交換が可能となります。
また、O社では線香の箱詰めを手伝い、商品が正しい向きで詰められているのかをもチェックします。こちらは、クロスジョブから歩いて10分の場所で、商店街の中に店があります。
今後の予定としては、7月中旬に企業見学に行き、8月下旬には企業実習にも参加します。そこで、自身が上手く仕事ができるか、その企業で自身の強みを活かせられるかを確かめていきたいです。また、面接の練習や履歴書の書き方なども教えてもらい、いつか良い環境で仕事ができるようになりたいと強く思っています。