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   こんにちは、A.Tです。  先日、T社にて検品の仕事を体験実習させて頂きましたので、そのことについて書きたいと思います。    検品の仕事について、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?私は単にきれいか汚いかを見るといったイメージしかなかったです。しかし、いざ取り組んでみると非常に奥深いと感じました。感じた理由は2つあります。      1つ目は判断基準が曖昧だからです。 検品は商品の良し悪しを自力で判断する必要があるため、判断基準が人の価値観によって左右されると思いました。布の汚れの目立ちやすさは色で異なりますし、取れやすさは素材で異なります。また、実際店頭に商品が並べられていてもその汚れを気にする人と気にしない人がいます。糸のほつれを切る作業では糸はどのくらいの長さなら切るべきか考えてしまいました。 なぜなら、T社には、なるべく効率よく検品したいという考えがあったからです。 私はきれいな状態で商品を提出したいけれど、凝り過ぎて時間をかけても良くないと思いました。 そこで今回はT社と話し合った結果、汚れは取れる範囲で取る、糸はつまめる長さで切れそうなら切るという本当に必要最低限の判断基準を後ほど作ってくれました。      2つ目は検品するほど最初に説明して下さった判断基準には含まれていませんが気になってしまう点が出てきたからです。 ベルト付きポーチを検品していた時でした。 判断基準は糸が出ているか、汚れはないか、チャックの開け閉めは出来るかについてでしたが、私はポーチのバックル部分の棘が気になりました。 いざポーチを使うとなった時、怪我したりしないかとか感じてしまったからです。T社の速く検品をこなしてほしい気持ちと商品の完成度どちらを優先するか迷いました。 話し合った結果、実際に触って痛いと感じたら保留にするという判断基準を作ってくれました。   検品のような判断基準が曖昧な仕事の完成度を高めるには、必要最低限の判断基準と話し合いが必要だと思いました。     今回の体験自習を通じて、「仕事に慣れると作業のスピードが速くなった。」という評価を頂いたため、仕事は速くすることから始まるのではなく正しい手順で行い、完成度を高めようとして行くことで徐々に速くなるものであることを改めて学びました。 また、「提案型の質問も行うべき。」という評価も頂いたため、今後は提案型の質問もしていくことでお互い仕事を行いやすくしていくことについても学ぶ必要があると思いました。さらに、仕事を選ぶ時は困った時はすぐに相談できる相手がいてくれるような職場が良いと感じました。      ここまで読んでくださり、ありがとうございました。