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お世話になっております。堺事業所の橋本です。 9/5に16期の研修として、巴理事の講義を受講しました。 タイトルは「高次脳機能障害の就労支援」でした。高次脳機能障害のある方の事例について、利用開始~就活期の時期でどのような関わりや支援ができるのかグループワークで話し合い、学びを深められたと思います。 その中で、印象に残った内容を3点挙げたいと思います。   1つ目が、ケース担当と訓練担当の連携についてです。利用者さんには、目的意識を持ちながら訓練に参加していただけるようにすることの重要性についてお話がありました。また、ここが不十分であると、クロスジョブの就労支援は崩壊するとも、お話いただきました。ケース担当として、今まで以上に利用者さんの情報共有は意識したいと思いました。また、訓練担当の際は、朝礼や終礼で疑問点は払拭することを意識したいです。約束した期間で、本人のニーズに答えるために、非常に重要な点だと思いました。   2つ目は、脳疲労についてです。高次脳機能障害のある方は、脳疲労がほぼ見られるとのことでした。あまり意識することができていなかったのですが、注意機能や視覚情報処理という観点から考えたいと思います。 「何か見ていた際、気が逸れる出来事が起こり、見ている先が分からなくなり、それを探すことをし…」ということが繰り返されると仮定すると、かなりの疲労が伴うのではないかと思いました。知識だけではなく、現象がどのようなメカニズムで起こっているのかということを、整理していきたいです。   3つ目は、他機関との連携についてです。グループワークで、事例の今後の支援方針を考える際、他グループから医療機関や支援機関との連携をするという意見がありました。私は、利用者さんと支援者という2者間での方針決定しか想定できていませんでした。客観的な指標がもらえるという点もそうですが、一人で抱え込みすぎないという点でも連携するという意義があると思いました。   堺事業所では、私が入職した時より、高次脳機能障害のある利用者さんが増えてきているので、イメージをしながら聞くことができました。「ケース担当としてどう振舞うのか?」、「本人に起こっていることの理解は?」といった、改めてクロスジョブでの支援で重要な部分を整理できたと思う講座でした。