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お久しぶりです。どうも裕貴です。今回も鉄道に関する話をしていきます。
日本の鉄道と言えば"正確”ですよね。また遅延した時の対処法をご紹介。
まず日本の鉄道は1852年10月14日の新橋(汐留)~横浜₍桜木町₎間で開通したのが始まりでなんと今年で150周年を迎えます。イギリスの貨物列車の蒸気機関車を基になっています。現在の新橋~横浜間は最短22分、運賃も480円で移動できますが、当時は53分、運賃も1万2000円、これは今では考えられませんが、現在と当時では違い、”汽車”と“電車”でまたお金の価値も違うので比較にはなりません。
ではここで本題の“正確”を紹介。日本の鉄道はなにか事故などがなければ”時刻表通り”に電車が来ますよね。なぜ“時刻表通り”に電車がやってくるのか?とある国では“10分遅れが当たり前”という国もあります。これは“遅延の基準”が日本と海外では異なるからなのです。 日本は1分でも遅延すると“遅延”とみなされますが、例えばイギリスでは路線長に異なりますが5分から10分が定時とみなされるので1分でも遅延とみなされるのが正確性につながり、海外の人からは驚かれるのでしょう(笑)。もちろん開通時か“時刻表通り”に運転なんてされおらず、30分、1時間遅れがざらでした。もちろん高い運賃を払って乗車している乗客からは苦情の嵐だったそうです。乗客からの苦情を基に改善をしていきます。機関士(運転士)さんが協力をし、どの駅で何分停車、この区間で何㌔走行をするというマニュアルが作成されました、このマニュアルを作成したことでどんどん遅延は時間が少なくなっていき、国鉄末期では3分遅延が平均になりました。このマニュアルを作成したことにより大幅に改善され、このように普段から“時刻表通り”に電車が来るのですね
ではここで遅延した時の対処を見ていきます。もちろん年間を通して“時刻表通り”に列車が来るわけではありません。事故や天候によっては状況が変わってきます。ではなぜ遅延や運転見合わせが発生するのでしょうか?それは駅の信号設備や乗客対応が関係してくるからです。電車はスタフと呼ばれる、何時何分何秒に停車、通過を表す、先ほどのマニュアルに近いものがあり、「ここを何分何秒に発車すれば遅延しない」があります。しかしそんなうまくはいきません、例えば朝ラッシュ、朝ラッシュは通勤通学で人があふれかえります。乗降に時間がかかるともちろんその駅に停車する時間も必要になります。例えば1分停車したらこの駅を発車する。と決まっていても乗降が多いとそう簡単にはうまくはいきません。これが原因で遅延する場合もあります。運転見合わせの場合は踏切の故障などがあげれます。踏切故障が発生するともちろん電車はこの故障した踏切を通過できません。この踏切故障が原因で全線の運転を止め、また修理などに時間がかかり、運転見合わせや遅延が長引きます。では乗客はどう対処するのか、踏切故障の運転見合わせや遅延が短時間で解消されるなら、そのまま駅で待機、長引くならば他の鉄道会社の振替輸送を使えばいいと思います。振替輸送は運転見合わせをした会社が負担してくれますが、ICカードでは振替輸送をすることができません。
では鉄道会社の対処はどうなっているのでしょう。まずは運転再開後です、もちろん運転見合わせ、遅延があるため、なかなか元に戻すことなんてできません。しかし少しでも元に戻そうとするのが日本の鉄道です。ではどうするのか、まず一つ“電車の行先を変更する“です。始発駅から終点駅まで行くと時間がかかり、折り返しにも影響します。そこで行先を変更し途中駅で運転を打ち切り、少しでも遅れを回復、無くすメリットがあります。もちろんデメリットもあります。終点駅やその途中駅から先の利用者です。もちろんながら途中駅で折り返しをするのでその乗客を降りないといけなくなります。この方法はあまり乗客からするといいとは言えませんが外国ではダイヤが乱れると行先変更をするのではなく駅を臨時通過するそうです。他にも
対処法はあります。駅での停車時間を短くしたり、いつもより少し制限速度をオーバーして運転するなどが上げられます。これにより、遅延が少し少なくなっている場合があります。
今回はなぜ日本の鉄道は正確性、遅延した時の対処法をご紹介しました。時刻表を組む人、鉄道会社の技術力が高いというのが如にもわかりますね。ではまた