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少しずつ涼しくなってきましたね。 私はイネ花粉にびくびくしながらも朝晩の涼しさに少し気持ちよさを感じています。   さて、本日は第164回大阪高次脳機能リハビリテーション研究会に参加しました。   今回は、一般社団法人アイズの代表理事である白井京子様からご講演頂きました。 『~今を生きる~高次脳機能障がいに特化した就労継続支援B型事業所ギフトを開所して』   とってもとっても熱い想いをお話ししていただき、1時間半があっという間でした。 ぜひ、たくさんのかたに白井さんのお話を聴いてほしいなと思いました。   内容は、50代の時に旦那さんが倒れてからこれまでの人生を語っていただきました。 診断ももらうけど、何か違うと思いながら病院を回っていたそうです。 そうこうしてるうちに静脈がつまり、視床が全滅し、てんかんもあったそうです。 こんな状態で生きてるのは全国で一人と言われた。 手の施しようがないと・・・そう言われたそうです。   その中で、リハビリを熱心にやっていたら大分で納谷先生に出会ったそうです。 そして、夫以外の高次脳の方はどうしてるのかと心配になってB型事業所をやられている友人に相談したら「京子さんもB型事業所やり!」と言われたそうです。 そこで奮起してB型事業所ギフトを開所されたと話されています。 本当にエネルギーと勢いと熱い想いが重なるとこんなにもパワーが生まれるのかと感動しました。   また、リハビリや自宅での介護をしている中でいろんな想いをされていて、 「本人が出来ることをできる範囲で楽しく生きていってほしい」 と思われたそうです。この言葉は私もすごく共感します。   介護してる中で、リハビリの時に向上した機能もみるみるうちに崩れていったと話されていました。 それは”高次脳を知らない人が支援しているから”だと。 認知症の方のように目の前で何を言っても忘れてしまう、分からない。そういった間違った認識で、できていた着替えも手を差し伸べて着させられていたと。   本人からできることを奪っているのも支援者だと痛感しました。     支援が届いていないということで苦しい思いをしていた人がいる。 それを私たち支援者は知らないといけないと感じました。 来てくれる人に支援をすることも大切ですが、地域で苦しんでいる人たちにどう行きつくのか。 改めてそこの大切さを学ばせて頂きました。   病院には絶対に治療で行ってるはずなのに、なぜその後の支援が届かなくなるのか。 病院から地域に繋いでもらうにはどうしたらいいのか。   ご家族の本音の話というのは本当に胸に刺さる言葉がたくさんあります。 この話をしてくださった白井さんやこれまであきらめずに一緒に歩まれたご家族、ご本人にも感謝の気持ちでいっぱいです。   貴重なお話しを今日だけで終わらせないようにしていきたいと思ました。   最後に、卵サンドがとってもおいしそうだったので買いに行こうと思いました。 皆さんもぜひ。(B型事業所ギフト 『ドゥ・マンマ』の卵サンド) そして白井さんがホンマに素敵な人~と思いました。 ありがとうございました。