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WEB研修の報告をさせていただきます。   研修:令和2年度就労移行等連携調整事業(研修事業)『就労系障がい福祉サービス事業所における支援力向上研修②~企業から求められる支援について~』   『企業が支援者に求める支援』:株式会社トーコー 小澤 公嗣様 いけてる支援者、いけてない支援者の中で、社会の支援者ができることは限られているため、社内の協力を得ることができる方がいいと話されていました。 その部分から、ナチュラルサポートは企業も望んでいることだと感じました。 また、視野を広く、就労を人生の一部と考えられることが結果的に良い支援につながるのではないかと思いました。 医療から福祉に来て、就職活動もほとんどしたことのないような私でしたが、クロスジョブにきて、先輩方に企業に一緒に訪問させていただき、ビジネス社会を学びました。 まだまだ、知らなくて恥ずかしい思いをしたことも多々ありますが、「わかりません」で済まさず吸収しようという意識は常に絶やしてはいけないなと思っています。 年数が経ってくるとその部分も薄れてくるかもしれませんが、改めて見られている意識を持ち続けなければと背筋が伸びました。 メールでのやりとりについては、私もできるだけ、記録に残しておいた方がよいものはメールでと思っていましたが、本人の評価や感想についても企業様から振り返りの際に見ていただいているというのはとてもありがたいことだなと感じました。 今後も、メールでやり取りする意味合いについて考えながら続けていけたらと思います。 良い支援者からの学び ・雇用時の緊張や不安についてよりそう ・具体的な症状悪化や困りごとのサインのポイントをお伝えしてる ・企業との連携について先手をうつ支援 ・専門性より関係性、企業や本人との信頼関係が何よりも大事。 ・時間軸のある支援 時間軸のある支援や先手をうつというのはとても苦手としているので、日々意識して、先を見据えての支援を目指していきたいと思いました。 最後に、「障害特性なのか…わがままなのか…」という部分については、今担当している方を通してとても考えさせられることがありました。 また別の日記で報告できればと思っています。 『企業と連携したナチュラルサポートの事例紹介』:クロスジョブ代表 濱田 和秀様 ・高次脳の方の定着支援の課題 見た目からの障害のわかりづらさというのは、この間の雇用前実習や就職活動を通じて身にしみて感じる部分があります。 コミュニケーションもできている、何十年も仕事をしてきた経験から一見単純作業であればある程度できてしまうと思われる。 脳損傷により、空間認知の障害や記憶力の低下、臨機応変の対応の困難さなど支援者から説明しておく必要性があるなと感じています。 本人は意欲があり、就職したいという思いがあれば少しやりづらいなと感じていることやサポートブックにも書いている内容でも「できると思います!」と返答しがちです。 継続して働き続けるためにという3点のポイントについては、丁寧に取り組む必要があるなと思いました。 改めて、企業に苦手やしにくさを伝えることで企業に理解してもらう目的もありますが、本人にも改めて理解を自己を理解してもらうという作業を繰り返し行う必要があると日々感じているところです。 また、企業から求められているという実感を持つ機会をつくることも、本人の自信となり、気づきとなり、就職して働いていく覚悟をもつ力になるのだと感じました。