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12月3日15:00から「精神・発達障碍者の就労継続をサポートするWEB日報システム SPISセミナースタートアップ編in東京」研修にリモート参加しました。   ~SPISとは~ それぞれの当事者の特性に合った評価項目を決めて、その日の評価が良かったかどうか記入します。 本人、企業担当者、支援機関がそれぞれ見れるようになっており、離れた場所にいてもその日の評価・様子を確認してコメントを記入することができます。   利点としては、 ・紙ベースの日報では、誰かに内容を見られる可能性があり書けなかったことも、WEBシステムでは素直に記入しやすい ・勤務中・仕事後・出張先でも、自分にあった時間に記入ができる ・評価を付けたグラフが出てきて分析しやすい ・気圧の変化もグラフと一緒に確認できる  例)「今日は、気圧が下がるからそういう日はうまくいかない傾向にあるから頑張りすぎないようにしよう」と思える。 ・就職先の企業へ具体的な支援を伝えるために、使用しやすい ・病院の受診でデータを持っていくことができる   利用の課題点 ・SPISが無くなったら気持ちが安定して働けるのか不安になってしまった方がいた。  孤立感を防ぐために、別の場所にも居場所を作る必要があった。  ゴールを決めて進めることが必要。 ・SPISの普及を図るために行政の協力が得られたら嬉しい。 ・企業がコメント入力をしないと力を発揮しにくい ・支援者も現場訪問をして実態を見ることも大切   ~なぜこのシステムが必要なの?~ 障害者雇用で安定して働き続けるためには、2つのサポートが注目されているとありました。 ①仕事を支える ②気持ちを支える この2つを臨機応変に支えることができる人・企業は、障害の有無に限らす社員が安定して働ける。 そのためには、「対話」が欠かせず、対話を補助するために障害のある方が自ら会社の人と一緒に考えて作り出されたのがSPISとのことです。   ☆感想☆ このシステムが使用できれば、グラフで見えるかできるのでどんな課題がある人にも使えたらなと思いました。 このシステムが全ての支援機関で利用可能になれば、どの機関も似たような支援を提供することになるのかな?と思っていましたが事例報告では、メリットデメリットも話して頂けたので、そうではないのだなと思いました。 とても便利なツールですが、ツールに頼って手を抜いてしまったら支援力が発揮されない。 「これまで通り利用者さんを支援+ツールで少し便利」という考えでいないといけないなと思いました。   カタカナや英語の専門用語があると頭が理解しようとするのをあきらめてショートする傾向にあるので、置いてかれないように研修内容に食らいつきました。 ぜひ、こういったツールが障害の有無に関わらず普及していってほしいです。