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こんにちは!鳳事業所の角家です。
今回は全スタッフが読んでいる【ひと相手の仕事はなぜ疲れるのか―感情労働の時代/武井麻子】を読んだ感想を書きます。
この本では、看護士をベースに人と関わる仕事の疲労について書かれていました。
体が疲れる、頭が疲れる、それよりも心が疲れる仕事であること、イライラしたり、悲しかったり、しんどくても感情に蓋をして、その時の状況に応じた態度や表情をしないといけないことが事例を通して書かれていました。
感情労働は、肉体労働、頭脳労働とも異なる第三の労働形体なのだそうです。
「あるある~」と思う場面が多々ありました、が、人と関わる仕事=感情をコントロールすることは当たり前だと思っています。
私自身がお店や病院、ホテルに行った時に、働いている人には「接客業は愛想よくする」を求めているからです。
なので、人と関わる仕事はそういうものだと思い、なんの違和感もなく、当たり前に感情を整理しながら働いてきました。
それは、仕事とプライベートを区切ること、考えないように切り替えることで保てていると思います。(寝たら忘れることもあります笑)
でもよくよく考えると、自分の気持ちに気付いていないことがありました。
元々、自分の感情を表すのが苦手なので、溜め込んだり、モヤモヤしたり、頭の中がぐるぐるしたり、なんで不安定になるんだろうと思うこともありました。
以前カウンセラーの先生に、「自分の体に手を当てて、自分の声を聞いてみよう」と教えていただいたことがあります。
その時に、自分に語り掛けたり、自分の心の声を聴くこと、自分と向き合うことが普段どれだけできていないのか、と感じました。
普段、頭の中ではたくさん喋っているけど、それは物事を整理するだけであって、自分がどう思っているか、どういう感情なのか、を全然知らないことに気づきました。
自分を労わってあげること、自分で自分を認めてあげることで、自分を大切にすることができると思います。
自分の気持ちに気づきにくいところがあるので、そういう環境で働いてることを認識し、自分の心の声に耳を傾けることが大事だと思いました。
また、自分以外の一緒に働くスタッフがそういう気持ちに陥ってないか、スタッフ同士でお互い悩みやしんどさを共有し、気持ちを吐き出す場を作ることも大切だと思いました。