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一昨年4月からクロスジョブ米子で訓練をさせていただいているYKと申します。このたび、6月9日からG社でトライアル雇用、9月9日から就職することになり、クロスジョブを卒業することになりました。クロスジョブ入所からG社応募に至った経緯を振り返りたいと思います。
まず、クロスジョブに入所してすぐの私の状況としては入って半月程度は自分一人で3階にある事業所まで上がることが人がにぎやかに話している環境だと、「自分について何か悪いことを言われているのではないか」と思い不安でできず、1階まで事業所のスタッフさんに迎えに来てもらっていたという状況でした。ですが、一か月ぐらいすると事業所がどのような環境でどのような人がいるというのを把握でき環境に慣れてきて自分一人で事業所まで上がれるようになり、4か月くらい経った頃には他の利用者さんに話しかけることもできるくらいには事業所に慣れることができました。
そして、半年を過ぎたころあたりからHW訓練を通じて、私が希望する事務補助的な業務を中心とした見学や実習が始まっていきました。オンライン説明会(参加後に在宅勤務の練習のためPC訓練でメールで訓練報告等をしていたが自分にはまだ早いのではないかと思い在宅勤務を選択肢から外した)や、ピッキングの実習(作業自体は楽しかったが自分の体力的に長く働くのが厳しいのではとなった)、その他の見学・実習先も自分の苦手な臨機応変な作業が求められたり、就業場所までの距離に不安を感じたりなど、どの見学・実習も良い経験だったのですが、雇用につながりそうな求人が見つからず、並行して受けた行政機関の試験も、筆記試験が勉強をしたところと全然違うところが出たり、面接がスタッフさんと行った面接練習通りに思ったようにいかず結果は不合格となり、雇用を見据えた実習先もなかなか見つからず、受けた試験も落ちてしまい、自分は果たして就職できるのだろうかという不安や落ち込み、焦りに近い気持ちが心の中を支配しているように感じ以前よりも頻繁に事業所を休みがちになっていました。
そういった状況で、就職をここまでにすると目標にしていた2年も過ぎたとき、以前実習して、業務的にも環境的に合っていると感じたG社を見学してみないかとスタッフさんから提案され、見学後「実習をしてもよいです」との返事があり、私史上初めての3週間という長い期間の実習、そして初めての雇用を見据えた実習ということもあり緊張や不安もある中で実習に向かうことになりました。いざ、実習をしてみると、作業も順調に進み、環境的にも自分に合っていると感じ、自分にこの職場は合っているなという風に感じ、スタッフさんとともに必要書類を作成したり面接練習をし、面接に臨み自分の就職したいという気持ちを伝えることができ、無事採用通知を頂くことができました。トライアル雇用中も毎日出勤をすることをまず第一の目標としてそのうえで作業に集中しすぎて疲れを溜めないようにするなどのことを意識して取り組みたいと思います。
2年2か月という長い期間、就職先を探しながら訓練をしていきましたが、途中「もう自分はどこにも就職できないのではないか」というマイナスな気持ちになることもありましたが、「どんな人でも辛抱強く探せば自分に合った職場が見つかるのではないか」と改めて振り返って思いました。また、上には書いていないですが、日々の訓練で自分の得意不得意を整理したことでだいぶ就職先の候補を絞り込むことが楽になったように気がするので、休みがちだった自分がいうのもなんですが日々の訓練は大切だったんだなと改めて振り返り感じました。
そしてこの旅、3か月間のトライアル雇用を経て就職が決まりました。職場の皆様がサポートしてくださったことでトライアル期間を終えることができました。
クロスジョブのスタッフの方々並びに利用者の方々、日々ご指導をいただきかつさまざまな場面で支えていただいたことで、就職に繋がることができたと思っております。本当にありがとうございました。そして、ハローワークの方々、これまでお世話になった全ての実習先の方々、相談支援機関の方々からもご支援・ご協力をいただけたことがたくさんありました。今まで得た経験・学びを活かし新しい勤務先で少しでも長く働けるよう今も就職を目指して頑張っている利用者の皆様と共に、私も頑張っていきたいと思います。最後に改めて約2年間本当にお世話になりました。ありがとうございました。